「ステライメージ7」を使った天体画像処理コンテストを開催

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【2013年6月19日 アストロアーツ

アストロアーツでは、散光星雲、銀河、彗星から画像を1つ選んで「ステライメージ7」で美しく仕上げる「天体画像処理コンテスト」を開催します。提供画像をもとに処理を行うので、撮影機材がなくても応募できます。応募締め切りは7月末まで。選考はウェブ投票で行うので、エントリーしなくても、さまざまに処理された天体画像を楽しみながら審査員として参加も可能です。

また、公開される画像処理テクニック(ワークフロー)を使って元画像から同じ処理手順を試したり、画像処理のコツを覚えたりすることができます。天体画像に少しでも興味のある方は、ぜひ注目を。


《「ステライメージ7」画像処理コンテスト》

ステライメージ7でのワークフローの使用例

ステライメージ7のワークフロー機能(画像右)を使うと、複数ステップの画像処理を記録して再現することができる。クリックで拡大

美しい天体写真は、撮影だけでは終わりません。その後の画像処理も、作品に仕上げるまでの大事なプロセスです。

天体画像ソフト「ステライメージ7」を使った「画像処理コンテスト」では、画像処理のステップを記録できる「ワークフロー」機能を活かし、最終結果の画像だけではなく処理のプロセスをもシェアすることで、天体写真ファンが画像処理の腕を磨き、広くその手法を知り、あるいはその奥深さに触れることを目的としています。

コンテストは「散光星雲部門」「銀河部門」「彗星部門」の3部門。月刊「星ナビ」で「宇宙は美しい」を連載中の天体写真家・吉田隆行氏の提供画像をもとに、処理の腕前を競います。

ウェブ投票での各部門最多票獲得者に授与される「部門賞」のほか、星ナビ編集部が選ぶ「星ナビ賞」もあります。

応募されたワークフローは、処理結果の画像とともにウェブ上で公開しますので、画像処理のテクニックを見てレベルアップに役立てることができます。ふるってご参加ください。

■ 応募期間:
2013年6月19日(水)〜7月31日(水)
■ 審査:
ワークフロー実行後の画像に対して、ウェブ投票による多数決
投票期間:8月5日(月)〜9月9日(月)
■ 発表:
ウェブ:10月5日 受賞の6作品と共に、すべての応募作品を掲載
星ナビ:2013年11月号(10月5日発売)に受賞の6作品を掲載
■ 必要なソフトウェア:
天体画像処理ソフト「ステライメージ7
■ 応募方法:
メールにてワークフローファイル(.sisファイル)と確認用画像を応募
■ 応募部門と元画像:
「散光星雲部門」アンタレス付近の散光星雲
「銀河部門」M33銀河
「彗星部門」パンスターズ彗星
■ 賞:
「部門賞」(各部門1点、3作品)
「星ナビ賞」(各部門1点、3作品)
■ 応募に関する詳細(必ずお読みください):
「ステライメージ7」天体画像処理コンテスト

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