PbOM8拡大 Aug. 2021

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いて座の散光星雲 M8(NGC6523)をトリミングしてみました。分子雲が濃縮した星の卵(グロビュール)が墨を落としたように点在して複雑な構造をしていて「干潟星雲」の名の所以でもあるグレート・リフトも単なる暗黒帯でないのが解ります。(片山 徹)

#72915
2021年8月10日 21時49分12秒 露出 16分
60sec×16、ISO6400、WB太陽光、長時間NRオフ/高感度NR弱め
静岡県 天城高原
望遠鏡:ペンタックス 100SDUF
カメラ:キヤノン EOS Kiss X7 (SEO-SP4)
ビクセンSXP赤道儀で恒星時ガイド
400mm
カメラが生成したJPEG画像16コマをStellaImageで加算平均して処理、星雲付近をトリミング(1.1×1.1度)で上が北です。
ペルセ群の極大8/12に撮影に行こうと思っていましたが晴れそうもなく、8/10天城高原での撮影からの12thリリースです。台風9号から変わった温帯低気圧の強風も薄明終了までには収まりましたが雲の多い空でした。