森 栄二M16

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 例年だと快晴が続く時期ですが、今年は涼しいためか雲が多く、低空の被写体は雲にさえぎられることが多く大変でした。

#3012
2010年8月7日 23時0分0秒 露出 30分
15分×2枚 (ISO400)
カリフォルニア州マウントシャスタ山麓
望遠鏡:タカハシ FSQ106ED
カメラ:キヤノン EOS40D
オリオンアトラス自動導入赤道儀、フィンガーレイクDF2フォーカサー(イメージシフト対策済み、ロボフォーカスコントローラー対応済み)、ロボフォーカスコントローラー、MEADE DSI-PRO (ガイドカム)、自作72mmOAG
530mm
MaxImDLV5にて自動撮影後、一括自動キャリブレーション処理(ダーク画像のシグマクリップ合成、フラット用バイアス画像のシグマクリップ合成、ダーク除去とフラット補正、アラインメント、シグマクリップ合成)。その後、PhotoshopCS4に画像を取り込んで、レベル等の調整後、全体を圧縮してJPEG化しました。
 標高4322mのマウントシャスタの山ろくにある古い火口の山頂で撮影しました。撮影地点の標高は約2400mです。この場所の暗さは格別で、天の川の光で手や人の影ができているのがわかります。ここがネイティブアメリカンの聖地といわれているのも納得できます。日本と違い今年は例年よりも涼しく、標高2000mあたりまで残雪が残っていました。