森 栄二M31

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 気温が28度とやや高めでしたが、ISO800でもそこそこの画像になりました。タカハシの望遠鏡に付属のフォーカサーはイメージシフトが大きく、温度補償をしながら撮影をすると像が流れてしまいます。フィンガーレイク社のDF2フォーカサーを別に取り付けて温度補償しながら撮影しました。もうちょっとマシなフォーカサーを取り付けて欲しいものです。

#2840
2010年7月10日 23時0分0秒 露出 180分
ISO800 15分×12枚
アメリカ合衆国カリフォルニア州
望遠鏡:タカハシ FSQ106ED
カメラ:キヤノン EOS40D
オリオンアトラス自動導入赤道儀、フィンガーレイクDF2フォーカサー(イメージシフト対策済み、ロボフォーカスコントローラー対応済み)、ロボフォーカスコントローラー、MEADE DSI-PRO (ガイドカム)、自作72mmOAG
530mm
MaxImDLV5にて自動撮影後、一括自動キャリブレーション処理(ダーク画像のシグマクリップ合成、フラット用バイアス画像のシグマクリップ合成、ダーク除去とフラット補正、アラインメント、シグマクリップ合成)。その後、PhotoshopCS4に画像を取り込んで、レベル等の調整後、全体を圧縮してJPEG化しました。
EOS40Dのローパスフィルタを残してIRカットフィルタだけを取り外したカメラです。 CMOSノイズを下げるために、センサー裏に熱伝導性の良いシートを介して、銅板を取り付けました。(銅板は外部に取り出せるようになっています) 冷却しなくても、これだけでもかなり効果があります。