森 栄二NGC7000

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風が強く、シーイングも悪い日でしたが、ベアリングを交換し、ギアを研磨改造したATLASマウントは難なくガイドしてくれました。合成などに時間がかかるので、MaxImDLV5にて、自動処理を行い、最後に出来上がった画像をPhotoShop CS4にて処理しました。

#2636
2010年6月12日 22時0分0秒 露出 210分
15分×14枚、ISO=400
アメリカ合衆国カリフォルニア州
望遠鏡:タカハシ FSQ106ED
カメラ:キヤノン EOS350D
FLI DF-2 フォーカサー、 アトラス自動導入マウント、 ロボフォーカスコントローラー、オリオンSSDSI-1(モノクロ化改造、ガイドカムとして使用)、自作72mmOAG
530mm
MaxImDLV5にて自動撮影後、バッチキャリブレーション処理(ダーク除去、フラット合成&補正、フラット用合成とダーク処理、カラー化、アラインメント、シグマクリップ合成)
FSQ106は、温度変化に弱く、気温差の大きな大陸では使い物になりません。合焦位置を温度によって自動的に変える必要がありますが、FSQ付属のフォーカサーは貧弱で写真撮影には使えません。 結局、FLI社のDF-2フォーカサーを温度補償専用としてとりつけて、ロボフォーカスコントローラーで制御しました。標準のDF-2フォーカサーはイメージシフトが大きく、問題がありますが、改造することでイメージシフトをなくすことができました。撮影中に合焦位置を動かしても、星はとまったままです。