kuro-shuuいて座方向の天の川

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最近YouTubeの天文関係の動画を見て、Sequatorというフリーソフトを知りました。 固定撮影した複数枚の画像の星を自動でコンポジットし、地上の景色は固定できるとのことで早速使用して見ました。 結果は満足できる仕上がりでした。特に煩わしさを感じていた人工衛星や航空機の光跡が完全に消えることや、地上の景色が固定されて表示されるのには感激しました。 コンポジットによる画質の向上も確認できました。星景写真を楽しみたいと思っています。

#108070
2024年5月12日 1時54分11秒 露出 8秒
20mm(F3.3) ISO10000 8秒露出×13コマ(総露出時間 1分44秒) 撮像範囲FX(36x24) 画質モードFINE(L)(JPEG) ホワイトバランスAUTO1 固定撮影
群馬県長野原町
望遠鏡:ニコン AF-S NIKKOR 20mm 1:1.8G ED
カメラ:ニコン D810A
カメラ用三脚 微動付雲台
20mm
コンポジット:Sequator (Ver.1.6.1) (日本語対応) 画像処理:ステライメージ7、Microsoft Office Picture Manager (Lab色彩調整(赤を強調) 周辺減光及びカブリ補正 トーンカーブ調整 コントラスト・中間調調整 リサイズ 他)
①固定撮影した複数枚の画像をコンポジットすることで、各画像の人工衛星や航空機の光跡は完全に消えました。しかし、赤道儀でガイド撮影した画像をコンポジットした場合、人工衛星等の光跡は完全には消えませんでした。その他、赤道儀を使用した場合、写り込んだ地上の景色は完全には固定されなかったのですが、通常のコンポジットをした場合よりは地上の景色の流れは少ないように感じました。 ②通常天の川の写真は赤みは好まれないようですが、今回M8等の赤い星雲を目立たせたいと思い少し赤みを強調してみました。