森 栄二カリフォルニア星雲

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Askar社のフラットフィールド望遠鏡を使っての撮影です。フラット補正は行っていませんが、レデューサーを使ってもAPS-Cでは周辺減光見られません。2600-DUO はSBIG社のCCDのようにカメラ内部にガイドチップがあり、CCD面までの距離が短い光学系でもガイド鏡なしでガイドできます。スターライトエクスプレスのSXV-AOも、この内蔵ガイドチップでガイドできます。レデューサーなどを使うとレンズとCCD面までの距離が限られて、OAGと共にAOやフィルターフォイールを使うのが難しかったのですが、これでかなり自由度が増しました。

#102711
2023年12月9日 19時40分0秒 露出 300秒
300秒X27枚
カリフォルニア州レイクサンアントニオ公園
望遠鏡:その他 Askar 65PHQ + レデューサー
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO
オリオンアトラス赤道儀、ZWO ASI PRO、DUO内蔵のガイドチップを利用してガイド撮影。ZWO EAFを付属のアダプタプレートを使って使用。
312mm
ステライメージ8、PhotoShop にて画像処理。
冷却温度-10度にて撮影。300秒での撮影でしたが、もうちょっと長くしたほうが良い感じです。NGC1499の両脇にあるガスは、淡くてHaでも露出時間を延ばさないと写りこまないのですが、カラーカメラでもうまくすると写せるようです。もっと単体の露出時間を延ばして合成枚数を増やすと面白そうなエリアです。