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2006年 1月

東から南の空にかけて、おなじみの冬の星座が輝いているが、20時ごろの西の空にはまだ秋の星座が見えている。また、最接近は過ぎたものの、火星も天頂付近に見えている。2006年に入ってもしばらくは存在感を示し続けることだろう。一方、東の空では土星が輝いている。28日には衝を迎えるとともに、かに座のプレセペ星団に大きく接近するので注目したい。

一年の天文現象のトップバッターは、毎年おなじみのしぶんぎ座流星群。今年のピークは1月4日午前3時と予想されているが、月明かりもなく放射点の位置も高いので、絶好の条件だ。

今月の星空 バックナンバー

今月の星空1月

全天星図

図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。

今月の惑星1月

水星

上旬 中旬 下旬
等級 -0.5 -0.7 -1.1
視直径 4.9" 4.7" 4.7"
星座 いて いて やぎ
現象
  • 12日 小惑星セレスに最接近
  • 26日 外合

金星

上旬 中旬 下旬
等級 -4.1 -3.9 -4.2
視直径 60.4" 62.5" 58.2"
星座 いて いて いて
現象

火星

上旬 下旬
等級 -0.5 0.0
視直径 11.5" 9.4"
星座 おひつじ おひつじ
現象

木星

上旬 下旬
等級 -1.8 -2.0
視直径 33.6" 35.5"
星座 てんびん てんびん
現象

土星

上旬 下旬
等級 -0.1 -0.1
視直径 20.2" 20.4"
星座 かに かに
現象

天王星・海王星・冥王星

天王星(中旬) 海王星(中旬) 冥王星(中旬)
等級 5.9 8.0 14.0
視直径 3.4" 2.2" 0.1"
星座 みずがめ やぎ へび
現象