ステライメージ10 × RC ASTRO

ステライメージ10 × RC ASTRO RC ASTRO購入とインストール手順 使い方
メイン画像 処理beforeafter

その1枚、まだ良くなる。
RC ASTROが、ステライメージ10で使えます。

※ RC ASTROのツールは別途 RC ASTRO社からライセンス購入が必要

星は丸くシャープに、ノイズはなめらかに、星雲は大胆に

世界中の天体写真ファンが愛用している「RC ASTRO」のAI画像処理ツールが、「ステライメージ10」から使えるようになりました。各ツールのダイアログは日本語なので、直感的に使えます。いつもの画像処理の流れに加えれば、一段上の仕上がりに。

「ステライメージ10」で連携対応するRC ASTROツール
BXTBlurXTerminatorぼやけた星と星雲をシャープに
NXTNoiseXTerminatorディテールを残してノイズだけを消す
SXTStarXTerminator星と背景を分けて、別々に仕上げる

RC ASTROのAI画像処理ツール

RC ASTROは、天体写真のためのAI画像処理ツールを開発・販売するアメリカの合同会社です。RC ASTROのツールは、大量の天体写真をもとに学習したAIが星の形やノイズの出方を見分けて処理します。国内・海外を問わず、天体写真の画像処理の定番ツールとして広く使われています。

アストロアーツの天体画像処理ソフト「ステライメージ10」では、RC ASTROの3つのツール(BXT、NXT、SXT)との機能連携に対応しました。ステライメージの操作からこれらの機能を呼び出せるので、RC ASTROのツールを起動したり、画像をやり取りする必要はありません。もちろんダイアログの表示やヘルプも日本語です。

連携のイメージ図

「ステライメージ10」から日本語のダイアログで操作
ステライメージのBXTダイアログ

BXT(BlurXTerminator):ぼける前の像を取り戻す

星は小さく丸く、星雲のディテールはくっきりと

BXTの処理をかけると、ふくらんでいた星が小さく引き締まり、星雲や銀河の細かな構造が浮かび上がります。光学系の収差によって写野の周辺で流れたり、いびつになったりした星も、丸い形に整えてくれます。

BXTのビフォーアフター

ぼける前の像を取り戻すしくみ

ぼやけた星  ぼやけた星像の復元

天体写真は、本来は点であるはずの星も、細かな構造をもつ星雲も、少しずつ「ぼやけて」写っています。原因は、大気のゆらぎ、光学系の収差、ピントのずれ、追尾のわずかなずれなどです。写っている星を見ると、その画像がどのようにぼやけたのかがわかります。BXTは、画像の中の星の形からぼやけ方をAIが読み取り、ぼやける前の姿に戻します。この処理を「デコンボリューション」といいます。

デコンボリューション自体は昔からある手法ですが、星のまわりに黒い縁ができたり、ノイズまで強調されたりしやすく、調整の難しい処理でした。BXTはAIがぼやけ方を見極めるので、こうした副作用が出にくく、手軽に効果が得られます。

使うタイミング

コンポジットの直後、まだ強調処理などをしていない「リニア」画像にBTXをかけます。強調処理した後のノンリニア画像では、正確な画像復元ができません。

BXTを使うタイミング

NXT(NoiseXTerminator):ディテールを残して、ノイズを消す

ざらつきだけが、すっと消える

NXTは、画像のディテールとノイズをAIが見分け、ノイズだけを取り除きます。ぼかしてノイズを目立たなくする従来の方法と違い、星雲の細かな構造や星の形はそのまま残ります。淡い星雲や背景宇宙のざらつきが消え、なめらかな仕上がりになります。

NXTの機能ビフォーアフター

使うタイミング

NXTを使うタイミング

  • BXTの直後に
    BXTでシャープにした後、コントラストや鮮鋭度などの強調処理を行う前にNXTをかけます。強調処理を行うとノイズも一緒に強調されてしまうので、その前にノイズを抑えておくことで、後の処理で思い切って強調処理をかけられるのです。
  • 最後に、気になったらもう一度
    強調処理や色の調整をすべて終えて、まだノイズが気になるところがあれば、仕上げとしてもう一度軽くかけます。

SXT(StarXTerminator):星と背景を分けて、別々に仕上げる

1枚の画像を、「星」と「星雲」に分ける

SXTは、画像から星だけを取り除き、星雲だけの「星なし画像」を作ります。同時に、取り除いた星だけの「星画像」も作れます。星雲や銀河と、そこに重なる星を、別々の画像として扱えるようになります。

SXTの機能イメージ:元画像-星のみ画像=星雲のみ画像

星と星雲それぞれを、最適に処理できる

天体写真の画像処理では、星雲を強調処理すると星まで強調されてしまうのが悩みどころでした。星と星雲を分けておけば、それぞれに合った画像処理ができます。

  • 星雲を大胆に強調しても、星が肥大しない
    淡い星雲を思い切り持ち上げても、星はふくらんだり白飛びしたりしません。
  • 星に影響させずに、星雲だけを処理できる
    ディテールを復元したり、シャープにする、ノイズを取る、彩度を上げるといった処理を、星雲だけに行えます。
  • 星は星で、別に整えられる
    星の大きさ、明るさ、色を、星雲に影響を与えることなく調整できます。
  • 星を控えめにして、主役の星雲を引き立てられる
    天の川など星が非常に多い星野でも、星を少し控えめにすることで、星雲の形がはっきり見えるようになります。

使うタイミング

SXTを使うタイミング

仕上がりの違い

同じ画像をそのまま強調した場合(左)と、SXTで星と星雲に分けてそれぞれ強調してから再合成した場合(右)を比べてみてください。分けて再合成したものは、星雲の淡い部分まで引き出しながらも星はすっきりと小さいままです。

SXT処理の流れ

3つを組み合わせると

3つすべてを組み合わせたフロー図

BXT、NXT、SXTは、組み合わせることで効果がさらに大きくなります。おすすめの処理の流れは次のとおりです。

  1. コンポジット
  2. BXTでぼけを取り戻す
  3. NXTでノイズを抑える
  4. SXTで星と星雲に分ける
  5. 星なし画像と星画像を、それぞれ仕上げる
  6. [スクリーン]合成で1枚に戻す
  7. ノイズが気になれば、NXTで仕上げる

もちろん、3つ全部を使わなければいけないわけではありません。BXTだけ、NXTだけでも、いつもの画像処理に加えるだけで仕上がりが変わります。

必要なツール

必要なものは以下です。試用版やサンプル画像を使って、全く初めての方も試してみることができます。

  1. 天体画像処理ソフト「ステライメージ10」
  2. RC ASTROツール(BXT/NXT/SXTのいずれか、もしくは3つすべて)
  3. 処理を行う画像(コンポジットまで済んだもの)

「ステライメージ8」「ステライメージ9」「ステライメージLite」のご登録ユーザー様には、「ステライメージ10」へのアップグレードサービスをご提供しています。2026年12月4日まで、さらにお得な特別価格でお求めいただけます。

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よくある質問

Q. RC ASTROのツールが3つともないと「ステライメージ10」から使えませんか?

A. いいえ。ツールはBXT、SXT、NXTのいずれか1つだけでも購入/試用でき、購入した/試用中のツールのみステライメージから使えます。星や星雲のシャープさを改善したいならBXT、ノイズに悩んでいるならNXT、星雲を大胆に強調したいならSXTから始めるのがおすすめです。

Q. 「ステライメージ10」試用版とRC ASTROの試用版で機能連携を試すことはできますか?

A. はい。両方の試用版をインストールすれば機能を試すことができます。

Q. 以前のバージョンやLite版でもRC ASTROツールの機能を使えますか?

A. いいえ。「RC ASTRO」に対応しているのは「ステライメージ10」以降のバージョンのみです。ステライメージ9以前をお使いの方は、「ステライメージ10」へのアップグレードをご検討ください。

Q. PixInsightプラグインのRC ASTROツールを持っています。「ステライメージ10」と連携できますか?

A. はい。改めて購入する必要はありませんが、RC ASTROアカウントページから Stand-Alone 版のインストールを行ってください(参照:RC ASTRO購入とインストール手順:インストールとアクティベーション)

免責事項

        

当サイトで紹介しているRC ASTRO製プラグインの仕様変更・動作不具合・処理結果等につきましては「ステライメージ10」の動作保証・サポート対象外となります。ご了承ください。