PbOM51子持ち銀河

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F7.7で150secでは流石に露出不足でしたが、8コマ加算して処理すると「それなり」に2100万光年彼方の「子持ち銀河」となりました。腕が歪んでいる様子や周辺の系外星雲が写っています。ただ処理が強すぎるとバックグラウンドに縞の様なノイズが出てきますので、バックグラウンドのレイヤーを作って処理、緩和しています。Fの少し暗い光学系でも天体によっては「こんな」撮影や処理ができるのではと考えています。(片山 徹)

#3007
2010年8月17日 20時28分0秒 露出 20分
150sec×8
三重県 青山高原
望遠鏡:ビクセン ED81S
カメラ:キヤノン CANON EOS X2改造
ISO1600、ノイズ低減ON、ビクセンGP2赤道儀で追尾
625mm
StellaImage6で8コマ加算コンポジットして処理、Photoshop5.0も使用、M51付近をトリミングしています。(右は左を白黒反転処理した画像)
8/17に深井氏(PbO)が撮影したものを片山(PbO)が処理しました。ビクセンED81Sにレデューサを使わずにF7.7で撮影です。