かあ十八日月(居待月、月齢17.5)・再画像処理

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シーイング:4.5~5/5 透明度:2~2.5/5 月齢17で居待月です。この日は数年に一度クラスの好シーイングでした。そのため通常の処理ではすぐハイライトが白飛びしてしまい、かと言って何もしないと細部が出ないので非常に苦労しました。 こんな処理に困る好条件は、この年の月齢3と月齢7(上弦)、2020年の火星が1回くらいで去年はありませんでした。 ただこの月齢の画像も何故かこの一つしかなく撮り直しといってもこれ以上はちょっと、と困ってしまいます(FC-76Dで全月齢を撮り直すという手もありますが)。

#80566
2019年8月18日 23時14分30秒 露出 7.5秒
合成F20 露出各8分の1秒 ISO80 画像ファイル記録形式RAW
北海道石狩市花川南
望遠鏡:タカハシ TS式100㎜反射Ⅰ型
カメラ:リコー PENTAX K-5Ⅱs
タカハシ製EM-1型赤道儀 使用(自動追尾)。 ペンタックス製リアコンバーターA 2X-S 使用(引伸ばし法)。
2000mm
SILKYPIX Developer Studio Pro10で、月の東西各30画像をRAW現像、SILKYPIX Developer Studio Pro11で、調整処理。 RegiStax Ver.6.1で、各30画像を、Stack&Wavelet 処理。 Microsoft ICE ver.2で、東西各1画像を、モザイク合成。
この日は、透明度が悪く修正が難しい色ムラも発生していたので色の調整は限られてしまい、この画像程度に落ち着きました。