PbOFC-50による7/17太陽面

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先週末と違って少し大きな黒点もあって、シーイングも比較的良かったのでピント合わせも楽でした。ピクセル等倍まで拡大してみると結構、微細な構造まで写っていて楽しいです。SOHOの画像によれば中央少し上の半暗部のある黒点が1251、右下の次に大きい黒点が1250、左下の小黒点の群が1254となっています。(片山 徹)

#5444
2011年7月17日 11時17分0秒 露出 1/78秒
1/2500sec×32
神奈川県 鎌倉市
望遠鏡:タカハシ FC-50
カメラ:キヤノン EOS Kiss X4
ISO100、FC-50+PENTAXリアコンバータA2X-L(合成fl=800mm F16)PK-EOSで接続、D4(1万分の1減光)フィルター、ビクセンPORTAⅡ経緯台を使用
800mm
約1分間で撮影したJPEG画像32枚をStellaImage6で加算平均してPhotoshop5.0も使って画像処理、トリミングしてモノクロに変換、日周運動から右が西になる様に画像を回転しています。
先週末テストしたPORTAⅡ経緯台の使い勝手が良かったので、小林氏(PbO)の家で眠っていたPENTAX望遠鏡の写真撮影用リアコンバータを早速復活させてFC-50の焦点距離を2倍にしました。35mm換算で1280mmとなり、FC-50直焦と比べるとかなり大きくなりKiss X4で太陽面全体が1800×1800ピクセルに収まる感じです。もう少し焦点距離を長くしたいところですが、5cm屈折でしかも経緯台ですから丁度よい感じでしょうか、何しろ準備から片付けまで1時間かからないですから、それが良いです。