食の最大となった瞬間の、皆既中の赤銅色に染まった満月を捉えました。月が本影の比較的深い場所まで入り、月がかなり暗くなったのに加え、薄雲が拡がった影響で、F値が明るくても長時間露光が必要になり、撮影に苦労しました。この10分後の22時40分過ぎから急に雲が厚くなり始め、完全に雲隠れとなりました。その後、皆既が終わった直後から雲が薄くなり、時折部分食の月が雲間から見え隠れしていましたが、部分食が終わるまですっきりと晴れ渡る事はありませんでした。7月27日～28日の皆既月食では更なる頑張りを見せたいです。