宮坂 雅博白駒池の怪魚

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   無風(微風)状態でも、湖への流入や水深などにより、波が収まるとは限らない。  交通利便性や愛着のある場所に固執して、波が完全には静まらない湖沼を いつも選択して、結果的に波で細長く伸びた星しか写らないという結末も。  ”絶対”という言葉を用いるならば、場所の選定もかなり重要かと。

#3135
2010年9月4日 19時20分17秒 露出 51秒
ISO4000 F1.4
長野県北八ヶ岳白駒の池
望遠鏡:キヤノン EF24mm F1.4L II USM
カメラ:キヤノン EOS 5D MarkII
プロソフトンAW
24mm
フォトショップCS5にてRAW現像。 レベル補正、トーンカーブ。
  池や周囲の地形を観察して、より波が静かなエリア選択がまず必要。 星空が反射される範囲に対する”先入観や錯覚”の*払拭が重要。  *つまり、対岸まで続く湖面全体に、星が投影されて見えている訳ではない。 実は手前数mの範囲に、”天の川全体”が殆ど投影されている。 (ちょっと大きめの水溜りでも天の川を撮影可能)  湖沼局所エリア反射星空選択法 (^_^;;)