宮坂 雅博天の川眺めモンキチョウ

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   投稿No. 2923の画像例や、星ナビ2010年8月号で未解決とした、影ボケ問題緩和方法を考案しました。  マクロ撮影域において、全(前)群繰り出し方式レンズ全長は数mm手前に伸びるので、露光中にピント位置を変えると画角が変化し、被写体に影が付いたり、半透明になります。  そこで、前方に繰り出された該レンズ長さ相当分だけマクロスライダーで係合されるカメラを後退せしめ、影と照明を当てた被写体輪郭を一致させます。(実施の他手段として、カメラとレンズ間に接続されたベローズを用いてもよい)

#3083
2010年9月1日 20時57分19秒 露出 52秒
三脚による固定撮影 ISO3200 F2.8→F22露光中変更
長野県諏訪郡富士見町井戸尻遺跡
カメラ:キヤノン EOS 5D Mark II
LeeソフトNo3, ニコン→キヤノン変換アダプタ, マクロスライダー
15mm
フォトショップCS5にてRAW現像。 レベル補正、トーンカーブ。
   F2.8ピント無限遠で星空露出後、F22に変更し、手前の蝶にピントを合わせ、マクロスライダーでカメラを数mm後退させて画角調整、コンデジフラッシュ照射(生物相手は控えめ) 露光中ピント絞り可変法&フラッシュ別制御法&マクロスライダー画角調整法 「虫の目星景写真 」 今夏、虫と星のコラボ第6弾