宮坂 雅博銀河を食らう鬼蜘蛛

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ヤマシロオニグモの雌と思われます、日が暮れる前に糸を張り、夜中に虫を捕えるらしく。 この様な”虫の眼星景写真”を撮影する場合、被写界深度の深い全周魚眼レンズを使用し、絞りもF5.6程度として、虫と星空のピントの妥協を図る事が一般的でしょう。 ただ、やはり星か虫、どちらかはボケるので、当方の基準ではNGです。 今夏、虫と星のコラボ第5弾,昆虫と星空(どちらもシャープなピント)。

#2945
2010年8月7日 22時1分5秒 露出 57秒
三脚による固定撮影 ISO4000 F2.8→F22露光中変更
長野県諏訪郡原村星祭り会場近く
カメラ:キヤノン EOS 5D Mark II
LeeソフトNo3 ニコン→キヤノン変換アダプタ
15mm
フォトショップCS5にてRAW現像。 レベル補正、トーンカーブ。
F2.8ピント無限遠で星空露出後、手前の蜘蛛にピントを合わせF22に変更し、暖色系LED照射(生物相手は控えめ) "露光中ピント絞り可変法"(フィルムでも撮影可能)