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2006年6月17日 冥王星が衝

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

太陽系の惑星のうちもっとも遠くを公転する冥王星が、6月17日、へび座(尾)の南端あたりで14等の明るさで衝となる。このあたりは夏の天の川の中なので、似たような明るさの微恒星がたくさんあり、冥王星の姿をそれと確信するにはやや面倒かもしれない。一番確実な方法は移動を観測することだが、眼視で冥王星の姿を見るには口径30cm以上の望遠鏡でないと難しく、なかなか大変だろう。