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2005年6月14日 冥王星が衝

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

太陽系最遠の惑星としておなじみの冥王星は、いまや惑星というよりその外側に数多く存在するカイパーベルト天体の中の大物のひとつとする見方が一般的となっている。その冥王星が6月14日に衝となり見ごろとなっている。とはいっても冥王星の明るさはおよそ14等級なので、小さな望遠鏡ではとても見ることができず、少なくとも暗く澄んだ夜空と30cmクラスの口径の望遠鏡が必要になってくる。位置もへび座の尾という微光星の多いところで、冥王星と恒星の区別がつけにくい。