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ニュース特集・太陽系再編

新しい太陽系?

8月16日に提案された12個の惑星
(The International Astronomical Union/Martin Kornmesser)

8月24日、国際天文学連合総会で「惑星」の定義が決定しました。惑星の数が変化することは、さまざまな分野に影響を与えそうです。ただし、惑星の数だけにとらわれてこの問題を考えるべきではありません。最新の天文学の話題を中心にして、「惑星を定義する」という今回の動きからどんなことが言えるのかを解説します。

「太陽系の惑星」定義総会で承認、冥王星を除く8個が惑星に決定

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まとめ(「惑星の定義」最終決定の総括)

特集「太陽系再編」では4回に分けて8月16日に公表された「惑星の定義」原案に基づきさまざまな考察をしてきました。24日、ついに新しい「惑星の定義」が決定しました。改めて、4つの論点から見てみましょう。

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第1回:太陽系の外へ広がる影響

この10年で急激に発展した「系外惑星」、つまり太陽系の外にある惑星を研究する分野への影響を考えます。国際天文学連合総会の提案は明らかに系外惑星も意識したものですが、私たちの想像を超えるほど多種多様な系外惑星を、新しい定義にすんなりとあてはめるのは難しいようです。

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第2回:惑星は増え続けるか

今回提案された「惑星の定義」の1つは、「自分の重力で丸くなるほど大きな天体」というものでした。この定義によって、惑星に含まれる天体の数は急激に増えると予想されます。すでに発表された12個の「惑星」に加えて、12個の天体が「惑星候補」としてあげられているのです。

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第3回:「小惑星」が消える

変わるのは惑星だけではありません。それ以外の太陽系のメンバーも、名称が変更されようとしています。特に、「小惑星(minor planet)」という呼び方が撤廃されて、「太陽系小天体(small Solar System bodies)」になろうとしている点が注目されます。現在小惑星の代表であり、惑星にすることが提案された「セレス」を中心にその事情を見てみましょう。

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第4回:守られるか、冥王星の地位

やはり、すべての発端は「第九惑星」冥王星、そして冥王星を含むエッジワース・カイパーベルト天体にあると言えるでしょう。冥王星を惑星とすることの是非はさておき、確かなのは、今回の提案はこの十数年の間に急速に進歩した、私たちの太陽系に関する認識を反映していることです。

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番外編:ステラで再「編」

今回の「惑星の定義」決定はさまざまな分野に影響をおよぼすと言われています。もちろん、アストロアーツも例外ではありません!

アストロアーツは現在天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ Ver.8」を開発中です。冥王星が惑星ではなくなるのですから、大幅な修正を行わなければなりません!

どうする、どうなる、ステラナビゲータ!10月予定の発売を、お楽しみに。