動画で学ぶデジカメ画像処理入門

「デジカメで撮って ステライメージで仕上げる 星の写真調整」

ステライメージ7 × 月刊誌『星ナビ』 連動企画!

ここでは「ステライメージ」を使った天体写真の調整について、月1回動画を公開しています。

天体写真の分野ではフォトレタッチ(画像処理)が当たり前のように行われています。なぜ天体写真には調整が必要なのか、どのような効果があるのかを、「ステライメージ」を使ってビギナーにもわかりやすく解説していきます。

星ナビ』の連載記事と併せてご覧いただくと、処理の手順や実際の効果などが、よりわかりやすくなります。

アストロアーツ 天文講習会 天体写真撮影や画像処理などの講習会を定期的に開催しています。詳しくは「アストロアーツ 天文講習会」ページをご覧ください。

2017年1月11日更新:第30回「補習編「RAW現像の実際」」

解説動画

天体画像処理ソフト「ステライメージ7」を使って天体写真のレタッチ工程を実演・解説した動画です。天文雑誌『星ナビ』連載記事「星の写真調整」を執筆されている天体写真家の中西昭雄さんが、記事と同じ作例画像を使って解説しています。

□ 第30回は補習編の3回目として、デジタルカメラのRAW画像の一次処理からRAW現像、画像処理までの流れを実際の作例を使って解説します。

星ナビ2017年2月号に解説記事があります。動画と併せて記事をお読みいただくと、星の写真調整に関してわかりやすく学べる構成になっています。

画像

解説で使用した画像は以下からダウンロードできます(表示されている画像にマウスポインターを合わせて右クリック → 「保存」)。ステライメージを使って画像処理をお試しください。

RAW画像(ライトフレーム、ダークフレーム、フラットフレーム、フラットのダークフレーム、CR2形式およびFITS形式)はこちら ›› nakanishi201702.zip
一次処理の方法については、zipファイルに含まれている00readme.txtの記載も参照してください。

天体写真の例「馬頭星雲周辺」

RAW画像(補正を一切行っていないもの)

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画像処理を加えた画像(ダーク、フラット補正の後にRAW現像を行った4枚をコンポジットし各種処理)

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※掲載した画像はステライメージを使った画像処理をお試しいただくためにご利用いただけます。他の目的での使用、転載、引用を禁止します。

※元画像および処理後の画像の著作権は、中西昭雄氏にあります。

動画一覧

これまでに公開された動画を写真調整のステップごとにまとめてご覧いただけます。

第1回から順にご覧になりたい方は、YouTube アストロアーツチャンネルからご覧ください。

ヒストグラム・レベル調整

□第2回「ヒストグラムを読み解く」

第2回目は写真調整を行う際に重要な手がかりとなる「画像のヒストグラム」がテーマです。ヒストグラムからはその画像のさまざまな性質や情報を読み取ることができます。まず天体写真のヒストグラムの代表的な例を紹介し、カラーバランスが崩れた画像のヒストグラムがどうなるかについても解説しました。

□第3回「レベル調整の実際の操作」

第3回目は、画像のヒストグラムを見ながら実際にレベル調整を行い、その効果や目的について解説します。

□第4回「レベル調整の適用と限界」

第4回目は、これまで2回にわたって紹介してきた「レベル調整」の弊害や限界について解説します。実際の天体画像では、単純なレベル調整だけでは明るさや色調の調整がうまくいかない場合がしばしばあります。こういったケースについて作例画像を見ながら説明します。

トーンカーブ調整

□第5回「トーンカーブ調整の仕組み」

第5回目は、天体写真の調整を行う際に「レベル調整」と並んで非常に重要な手法である「トーンカーブ調整」について、その基本事項を解説します。

□第6回「トーンカーブ調整の効果」

第6回目は「トーンカーブ調整」の適用例として露出オーバー気味の作例写真を使い、明るさを調整したり淡い細部の表現を改善する方法を解説します。

□第7回「トーンカーブ調整の応用」

第7回目はこれまで解説してきた「トーンカーブ調整」のまとめ・応用として、ホワイトバランスの合っていない星空の色調を調整する方法や彗星画像の淡い尾を強調しつつ核の白飛びを抑える方法を解説します。

画像を重ねて画質を向上(コンポジット)

□第22回「「コンポジット」して高画質に」

第22回では同じ被写体を複数枚撮影した画像を重ね合わせることで画質を向上させる「コンポジット」について、ステライメージで対象画像を指定する方法や位置合わせのやり方を解説します。

□第23回「「コンポジット」の基本と応用」

第23回ではコンポジットの基本に立ち返って画像を1枚ずつ合成していく手順を紹介し、加算平均と加重平均の使い方などを解説します。

レンズの周辺減光や光害によるカブリを補正

□第8回「写真の周辺減光を軽減する」

第8回目は天体写真でしばしば見られる周辺減光を補正する方法について紹介します。

□第9回「低空の光害カブリを緩和する」

第9回目は星景写真や星空の写真で低い空に現れがちな光害の影響をステライメージで補正する方法について紹介します。

天体像や月の地形をくっきりさせる(シャープ系フィルタ)

□第12回「天体写真を「シャープ」に見せる」

第12回では、画像の鮮鋭度を向上させるフィルタの一種である「アンシャープマスク」について、さまざまな被写体での使用例とその効果を解説します。

□第13回「「アンシャープマスク」のパラメータ」

第13回では、前回に引き続き画像のシャープ感を向上させる「アンシャープマスク」について、その重要な設定値である「半径」と「強さ」を変えた場合の効果を解説します。

□第14回「恒星像を「シャープ」に見せる」

第14回は、天体写真の恒星像をシャープに見せるフィルターとして、ステライメージに搭載されている「スターシャープ」と「スターエンハンス」の使い方を紹介します。

□第15回「複数のシャープ効果を同時実行」

第15回は、シャープ効果を発揮するアンシャープマスクを複数の設定値で同時に実行できる「マルチバンド・シャープ」機能を紹介します。マルチバンド・シャープを使うと、被写体の中に存在する様々なサイズの模様をバランスよく強調できます。

背景や天体を滑らかにする(スムース系フィルタ)

□第16回「粗れた画像を「ぼかし」で滑らかに」

第16回はスムース系の空間フィルタである「ぼかし」フィルタについて、どのような場面で役に立つかを簡単に解説します。

□第17回「天体写真用「ぼかし系フィルタ」」

第17回ではステライメージに搭載されているスムース系フィルタの中で天体写真に特化したフィルタである「バックグラウンドスムース」と「ネビュラスムース」を使い、天体写真の背景や淡い星雲の領域だけを滑らかにする方法を紹介します。

色の調整

□第18回「「カラーバランス」で色を整える」

第18回では画像の色を調整する機能の一つであるカラーバランス調整を紹介し、月面や星空の作例写真で色調を整える方法を解説します。

□第19回「「チャンネルパレット」の活用」

第19回ではステライメージ7で新たに搭載された「チャンネルパレット」の機能を紹介します。チャンネルパレットを使うことで、画像のレベル調整やR, G, Bチャンネルの表示切り替え、マスク処理などを手軽に行うことができます。

□第20回「色調整を自動化する便利ツール」

第20回では前回に引き続き、ステライメージ7でカラーバランスを調整する際に役に立つ「ピクセル情報」ツールと「オートストレッチ」の機能を紹介します。

□第21回「Lab色彩調整とマトリクス色彩補正」

第21回では星雲などの彩度を強調するのに役立つ「Lab色彩調整」と「マトリクス色彩補正」の機能を作例とともに紹介します。

デジタル現像

□第24回「「デジタル現像」を使いこなす」

第24回は、階調差の大きな天体画像でハイライト部分の階調を圧縮して淡い部分を自然に見せる「デジタル現像」を紹介します。

比較明合成

□第10回「「比較明合成」で撮る「都市星景」」

第10回目は光害のある市街地でも星空と夜景を写し込むことができる「比較明合成」という手法を使って都市の星景写真をステライメージで作る方法を解説します。

□第11回「比較「明と暗」で都市光を演出」

第11回目は、前回解説した「比較明合成」で地上の景色に不要な光が重なってしまった場合に、「比較暗合成」という方法を組み合わせることで、背景の星の軌跡を保ったまま前景を調整するテクニックを紹介します。

処理の手順

□第1回「星の写真はレタッチが必須」

第1回目は連載全体の概説として「写真調整がなぜ必要か」がテーマです。実際の写真調整の例として、露出が不足している画像をレタッチする手順の一部を解説しました。

□第25回「総集編 峽遒亮命燭鮖転紊欧襦廖

今回から3回連続で総集編として、写真調整の全体的な工程をさまざまな作例写真を使って紹介します。第25回は月面の写真を処理する工程を解説します。

□第26回「総集編◆崟鰻兵命燭鮖転紊欧襦廖

第26回は総集編の2回目として、星景写真の作例を2つ紹介し、これらを処理する工程を解説します。

□第27回「総集編「星雲・星団写真を仕上げる」」

第27回は総集編の3回目として、プレアデス星団の作例を使って星雲・星団写真を処理する工程を解説します。

デジカメ天体画像の1次処理とRAW現像

□第28回「補習編「天体写真の一次処理」」

第28回は「補習編」として、本編で触れなかった話題の中から、デジタル天体画像処理の最初にほぼ必ず行う「ダーク補正」や「フラット補正」などの「一次処理」を解説します。

□第29回「補習編◆崚径硫菫のRAW現像」」

第29回は補習編の2回目として、本編で触れなかったデジタルカメラのRAW形式画像について、JPEG形式との違いやRAW現像という工程を紹介します。

□第30回「補習編「RAW現像の実際」」

第30回は補習編の3回目として、デジタルカメラの RAW 画像の一次処理からRAW現像、画像処理までの流れを実際の作例を使って解説します。

□ 解説/中西昭雄(天体写真家)

ふだんは冷却CCDカメラでディープスカイの撮影を行い、天文雑誌の解説記事はもちろんカメラメーカーや天体望遠鏡メーカー、TV番組制作の仕事なども引き受けています。

実はパソコンなどは得意ではなく、デジタル機器苦手目線で話を進めていきます。