主な機能の一覧

階調・色調補正

画像合成

  • 「コンポジット合成」で、自動位置合わせに対応、ピクセルの補間方法を選択
  • 加算コンポジットを繰り返しても階調が飽和することなく合成
  • 冷却CCDカメラのカラー合成に必須の「LRGB合成」
  • ブルーミングを除去する「ノンブルーミング回転合成」用のコンポジット
  • 撮影範囲の異なる複数の画像をつなぎ合わせる「モザイク合成」
  • しきい値を指定して、範囲外のデータをコンポジットから除外
  • 画像を読み込まず、アクティブ画像から基準点を参照してコンポジット処理

フィルタ

  • 恒星をシャープに見せる「スターシャープ」「スターエンハンス」
    恒星以外の背景や星雲のみを滑らかにする「ネビュラスムース」
    撮像素子に特有のホットピクセル、クールピクセルを除去
    「マルチバンド・シャープ」で、6つの異なるアンシャープマスクを同時に処理
    ユーザー定義のフィルタを作成可能/カスタムフィルタは9×9行列に拡張対応
  • 「青ハロ・偽色除去」で青にじみや偽色をワンタッチで除去
  • ガイドエラーで楕円形になった星像を円に戻す「ガイドエラー補正」

画像復元

  • 大気のゆらぎによる天体像の拡散を復元する「画像復元」
  • 星像から拡散の度合いを計測
  • プレビュー表示を見ながら最適なパラメータを設定

測定

  • 標準星の等級を設定して、マウスのクリックで「光度測定」が可能
  • 撮影時刻順に画像を表示して天体の動きを確認する「ブリンクコンパレータ」
  • 画像の階調を2次元または3次元のグラフとして表示する「2D・3Dグラフ表示」

バッチ処理

  • 自動位置合わせで高精度なコンポジット/ピクセルの補間方法を選択
  • 画像表示に加えて恒星のFWHMとスカイσで良好な画像のみを選択
  • バッチで「ワークフロー」を実行可能、多数の画像の基準点もまとめて処理
  • 移動天体のモーションに合わせてコンポジットする「メトカーフコンポジット」
  • 「比較明コンポジット」で連続撮影した画像から日周運動などを簡単に合成
  • 「ダーク/フラット補正」および「ホット/クールピクセル除去」のバッチ処理が可能

RAWファイルの処理

  • 主なデジタル一眼レフカメラのRAWファイルをベイヤー配列で読み込み
  • 「ホット/クールピクセル除去」などの画像処理を施して、カラー画像に展開
  • RAW画像の読み込み時に、結果を見ながらホワイトバランスとガンマを調整
  • RAWファイルの「ダーク/フラット補正」

動画の処理

  • 動画を読み込み、画像ファイルに展開して個々の画質を評価
  • 選別した良好な画像をコンポジットして画像を作成
  • 動画ファイルのフレームを一枚ずつ静止画としてキャプチャ画像に変換

天体画像に特化した多彩な機能

  • 読み込み可能な全ての画像のサムネイル表示
  • 処理手順を記録・再生する「ワークフロー」
  • モノクロ化した画像を「選択マスク」にして処理範囲と適応度を調整
  • ダークノイズの除去や光学系のケラレを補正する「ダーク/フラット補正」
  • 冷却温度と露出時間に対応したダークフレームを自動選択
  • ダークフレームを補間して、別の露出時間・冷却温度のダークを生成して補正
  • 「ガンマフラット機能」で迷光の影響を除去してフラット補正をより適正に実行
  • RGB各色別に周辺減光や傾斜カブリを補正する「周辺減光/カブリ補正」
  • 「周辺減光/カブリ補正」で、ポイント指定によって補正面を調整
  • 階調を等光度曲線に変換
  • 惑星像から簡単に「惑星展開図」を作成
  • 皆既日食のコロナのディテールを強調する「ローテーショナル・グラディエント」
  • 「Hα画像処理」でHαで撮影した太陽像の光球面とプロミネンスを簡単に処理

(主な機能:項目一覧)