かあ月面「四大火口列」附近

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シーイング:3.5/5 透明度:3/5 前投稿画像よりも解像度が良いので投稿します。 一般的に近赤外フィルターを付けると悪シーイングには効果があるが解像度が落ちると言われています。 私が昔、望遠レンズで月を撮っている時、Y2、O56、R60フィルターを付けて比較したことがありますが、Y2はシャープさが上がりますが、残りの2つはシャープさも解像度も落ちました。 今回ノーフィルターで焦点距離も短い光学系でもO56フィルターを付けるより解像度が高いというのは一考の余地ありかもしれません。

#100485
2023年10月30日 21時48分45秒 露出 0.08秒
合成F7 露出各250分の1秒 ISO100 画像ファイル記録形式RAW
北海道石狩市花川南
望遠鏡:ケンコー・トキナー NEW SE-150N
カメラ:リコー PENTAX K-70
タカハシ製EM-1型赤道儀 使用(自動追尾)。ケンコー製1.4倍テレプラスMC4DG 使用(引伸ばし法)。 ペンタックス製クリップオンGPSユニットO-GPS1 使用(正確な時刻を取得)。
1050mm
SILKYPIX Developer Studio Pro11で、全50画像をRAW現像およびStack後の調整処理。 RegiStax Ver.6.1で、上位20画像を、Stack処理。 月全景画像から拡大トリミング。
シャープ処理は、あまり強くしないでそこそこにしてあります。前投稿のモザイク合成の画像よりもシャープ処理は弱いです。 シャープカットフィルターでこれでは近赤外フィルターは大きな望遠鏡でないと難しいと考えて良いのでしょうかね。 かなりの悪シーイングとか月全景の部分ボケ対策にはよいかもしれませんが。