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2005年12月14日 ふたご座流星群が極大

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

夏のペルセウス座流星群と同じような活発な出現を見せてくれるふたご座流星群が、12月14日から15日ごろピークになるとみられている。この流星群の放射点は、ふたご座の2等星カストルのすぐ近くにあるため、宵のころから翌日の夜明けまでほぼ一晩中、好条件で観測できることになる。最近は明るい流星も含まれ、見ごたえのあるものとなっている。

今年のこの流星群のピークは12月14日の15時ごろと予想されているので、12月14日の宵から翌15日の未明にかけてがチャンスとなる。ただし、今年はあいにくなことに12月16日が満月で、ほぼ一晩中、月明かりの中で見なければならないことになってしまう。

この流星群の出現期間は12月5日ごろから20日ごろまで続き、およそ2週間にわたって飛ぶのが見られるので、月光をさけながらの観測計画を立てるのもよいだろう。