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2005年7月8日 月、水星、金星、プレセペ星団が夕空で勢ぞろい

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

3月29日に外合となった宵の明星の金星は、4か月が過ぎて日没時の高度が20度に近づき、やっと人目につくようになってきている。その金星に7月9日に東方最大離角になる水星が近づいてきて並び見つけやすくなる。近くには、かに座の散開星団M44プレセペや細い月がやってくるので、7月8日、9日ごろの夕方の西天はとてもにぎやかとなる。ただし高度が低いので、低空の視界まで開けた場所で、双眼鏡でこのようすを見るのがよいだろう。