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2005年4月22日 こと座流星群が極大

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

夏の宵の頭上高くかかること座は、4月になると夜ふけの東の空高く昇るようになってくる。そのこと座に放射点を持つこと座流星群が、4月22日ごろ極大を迎えるとみられている。数は多いというわけではないが、たまに突発的な大出現があって1時間あたり100個近くに達することもあるので油断はできない。

今年はあいにく満月前の大きな月が出ているので観測条件としてはなんともさえないが、夜明けごろには月が西へ低く下がるのでいくらか観測はしやすくなることだろう。この流星群の出現期間は4月16日から4月25日ごろまでとされているので、ピーク時のほかの日も月明かりをさけながら注目してみることもおすすめしたい。

こと座が北東の空に姿を見せるのは、思ったより早めで、こと座流星群が極大の4月22日には、22時過ぎには北東の空へ昇りはじめてくる。4月21日の月没は東京の場合で3時23分、4月22日で3時47分、23日で4時12分となり、日の出は5時0分ごろとなる。