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2005年1月8日 水星、金星、火星が夜明け前の空で並んで見える

(説明図)
ステラナビゲータ Ver.7 で作成

東京での日の出が6時51分なので、今が一年中でもっとも日の出が遅いころだ。その遅い夜明け前の東天では、明けの明星の金星と水星、それに火星と細い月、昇り始めたさそり座の1等星アンタレスがひとかたまりになって見えているので、早起きして注目してみたい。ついでに明るさが持続しているさそり座のδ星にも目を向けてほしいところだ。明け方の東天で水星と金星が最接近するのは1月9日の朝6時ごろで、両者の間隔はわずか1度しかない。