1999年

いよいよ春がやってきます。あたりの景色も一気に華やかさを増します。しかし、夜空のほうは春霞におおわれて今ひとつすっきりしません。19日にはおうし座のアルデバランの食がありますが、昼間なので望遠鏡が必要です。

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南の空の中天高く輝く1等星は、しし座のレグルス。?マークを裏返したような星の並びを「ししの大がま」という。東西に長いうみへび座は、頭部が子午線を越えているにもかかわらず、尾はまだ東の地平線の下にかくれている。

北の空高く目をひく北斗七星の柄を、そのままたどると、うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカを探すことができる。東の空を横切るこの大きな曲線を「春の大曲線」という。

  calen go

19日の夕方に、西空で月と金星が接近します。 明るさを増してきた金星と細い月がやや離れてならび、印象的なながめとなります。双眼鏡を使えばその近くにおうし座のヒアデス星団がいることもわかります。


日付月齢天文現象
4/1(木) moon 満月
4/9(金) moon 下弦
4/12(月) moon 金星がプレアデス星団に接近
4/16(金) moon 新月
4/17(土) moon 水星が西方最大離角
4/19(月) 夕方、西空で月と金星が接近


おうし座のアルデバランの食
4/23(金) moon 上弦


go こと座流星群が極大のころ
4/25(日) moon go 火星が衝
4/26(月) moon go おとめ座流星群が極大の頃
4/30(金) moon 満月

  CALEN  

04DISK

水星…×→△明け方の東空 17日に西方最大離角→× 
金星…◎夕方の西空 
火星…◎夜中に南中 25日に衝
木星…×見えない 2日に合
土星…×見えない 28日に合
天王星…△明け方の東空 
海王星…△明け方の東空 30日に西矩 
冥王星…×夜中に南中


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