公式ガイドブック

ステライメージ9「公式ガイドブック」

「ステライメージ9」と同時発売の公式ガイドブックは、天体画像処理の基礎理論からステライメージを使用した実践方法までを網羅した一冊です。 初心者の方には基本的な理論から体系的に学んでいただくことができます。 中上級者の方にはより応用的なヒントや道しるべとなり、次の一歩をサポートします。

天体画像処理の基礎を徹底的に解説

質の高い天体写真を仕上げるには、応用的なソフトウェアの使い方を知るより先に、基礎的な理論を学ぶことが大切です。 本書では「階調と解像度」「デジタル撮像素子の仕組み」といった画像処理の基礎知識から、天体画像処理で用いられる「ダーク/フラット補正」や「天体の色」にまで深く言及。 オールカラーでわかりやすく図解します。

ステライメージを使った実践編も充実

「ステライメージ9」を使った実践的な画像処理について詳しく解説します。 一見すると難しい設定項目も、基礎理論をもとに「どのような値を設定すればよいのか」「なぜそうなるのか」がすっきりわかります。 実際の操作手順や画面キャプチャも充実。ぜひ、作品づくりにお役立てください。

公式ガイドブック

ステライメージ9 公式ガイドブック

  • ダウンロードでご購入いただける「公式ガイドブック」はPDFファイルでのご提供となります。
  • 「公式ガイドブック」ダウンロード(PDFファイル)単体の販売はございません。

公式ガイドブックの内容紹介

第1章 画像処理の基礎知識(理論)

○デジタル画像の基礎知識

階調と解像度/デバイスと画像/モニタごとの見え方の違い/画像ファイルの形式/デジタル画像処理/デジタル撮像素子の仕組み/ベイヤー配列/天体の色/良い天体写真

○前処理

なぜ前処理が必要か/ダーク補正/フラット補正/ホットピクセル、クールピクセル除去/RAW現像/コンポジット/コンポジット後に光のムラを取り除く

○仕上げ処理

画像の明暗を調整する/カラーの調整/ディテールの強調/ノイズを低減/恒星像の調整

○星雲・星団以外の画像処理

第2章 詳細編集モード

○詳細編集モードで起動する

各部の名称

○ステライメージを使用する前に

○ステライメージを使った画像処理の手順

前処理/仕上げ処理/見極めの極意

○前処理

ファイルを開く/ダーク/フラット補正/ホット/クールピクセル補正/ベイヤー・RGB変換/コンポジット/オートストレッチ/周辺減光/カブリ補正/セルフフラット補正

○仕上げ処理

レベル調整/トーンカーブ調整/デジタル現像/色彩強調/ガンマ調整/マトリクス色彩補正/Lab色彩補正/アンシャープマスク、マルチバンド・シャープ、スマートマルチバンド・シャープ/青ハロ・偽色除去/ノイズ低減/バックグラウンドスムース/ネビュラスムース/スターシャープ・スターエンハンス

○その他

カラー合成/選択マスク設定/ワークフロー

第3章 自動処理モード

○画面と設定項目

自動処理モードでの起動/コンポジットパネルの概観/コンポジットパネルの設定/画像調整パネルの設定

○実践!自動処理モード

サンプル画像について/プレアデス星団(M45)~基本処理とガイド選別/オリオン座大星雲(M42)~σクリッピングで人工天体の光跡を除去/レインボーブリッジ~都市星景での比較明合成/カタリナ彗星(C/2013 US10)~彗星のメトカーフコンポジット/あれい状星雲(M27)~セルフフラット補正/アンドロメダ座大銀河(M31)

第4章 惑星と日食の画像処理

○惑星の画像処理

「前処理」の各設定項目/レベル調整/カラーバランス/ディテール強調/色ずれ調整/回転調整

○日食の画像処理

コロナ画像のコンポジット/回転アンシャープマスクでディテールを強調/マルチバンド・シャープで調整/画像調整パネルで階調と色味を調整

第5章 リファレンス

○入出力フォーマット

○詳細編集モード

画面表示/各部の名称と解説/メニューコマンド一覧/編集ツールコマンド一覧

○自動処理モード

コンポジットパネル/画像調整パネル

公式ガイドブック 改訂と訂正

改訂箇所等については下記「改訂と訂正のご案内」をご覧ください。