アーセス・ブレウィントン彗星(1989年) C/1989 W1

1989年に発見され明るくなりましたが、日本ではあまり観測条件がよくない彗星でした。


(立花佳人氏撮影のアーセス・ブレウィントン彗星の写真)

撮影者:
立花 佳人
撮影日時:
1989年12月17日 5時20分、露出 2分30秒
撮影地:
青森県八戸市松館
撮影機材等:
ニコン F2、ニッコール 105mm F2.5開放、TP2415水素増感
D19 20度 5分 90S
撮影者コメント:

前回の火星大接近の88年に望遠鏡を購入し、初めて彗星で感動したのがこのアーセス・ブリウィントン彗星でした。南半球でかなり明るくなりましたが、日本からは南の低空で、さらに撮影期間が短く、一部の方しか撮影できませんでした。幸いにも12/17に晴れて月齢18.4にもかかわらず1枚だけ撮影できました。右に見える輝星は、へびつかい座のεとδ星です。明るさは約3等でハレー彗星以来の一番明るい彗星でした。