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夏休みの工作・観察

組み立て望遠鏡「コルキット KT-5cm」を組み立ててみよう!

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見る楽しさ

三脚に取り付けた状態

1 見るときは必ず三脚を

望遠鏡で見るときは必ず三脚に取り付けましょう。コルキットは市販のカメラ三脚に取り付けることができます。またコルキットKT-5cmに合わせた専用木製大型三脚もあります。この専用三脚も組み立て式ですが、工作するとき錐やノコギリを使用しますので、必ず保護者がついてあげてください。写真は、専用木製大型三脚にコルキット KT-5cmを取り付けた例です。


ピント調整1

2 ピント調整をしましょう

接眼筒に接眼レンズを取り付けてピント合わせを行いましょう。ピント合わせは必ず昼間の遠い景色、たとえばテレビアンテナなどを使って行います。テレビアンテナなどを望遠鏡でとらえるにはファインダーを使います。


ピント調整2

ピント合わせは接眼筒を引き出して行います。必ず昼間の遠い景色で練習してみてください。


実際に観察

3 実際に観察してみましょう

ピント合わせがうまくできるようになったら、天気のいい夜に天体望遠鏡を出して実際に見てみましょう。


月

まずは地球に一番近い天体である月を観察してみましょう。望遠鏡で見てみると、写真でしか見たことがなかった円形の凹地クレーターや、海と呼ばれる平坦な部分が見られます。月の満ち欠けとともに月のクレーターや海の見え方も変わっていきますから、夏休みの間に観察を続けてみてください。なお、月のクレーターや海にはそれぞれ名前がついています。主な月の名称は夏特集「月の名所をめぐってみよう」で確認してください。


誰でも作れる組み立て望遠鏡 「コルキット シリーズ」

コルキット KT-5cm

「工作する楽しみ」と「見る楽しみ」の2つを備えたオルビイス製の組み立て式望遠鏡。対物レンズの口径が4cmの「コルキット スピカ」、5cmの「コルキット KT-5cm」が用意されており、いずれも小学生でも工作することができます。観望する時は市販のカメラ三脚、または組み立て式の木製大型三脚を必ずお使いください。なお、天頂付近の星を見るのに便利な「天頂ミラー(コルキット用)」も合わせて入手したほうがいいでしょう。