Xplns Ver.3.3
天文シミュレーション
for PC-UNIX
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0.一般

Q0-1 不具合等の問い合わせはどこにすればよいか
Q0-2 プログラムのソースコードはどこにあるのか

1.インストール

Q1-1 インストール方法がわからない
Q1-2 ダウンロードしたファイルが壊れている
Q1-3 Debian/GNU Linux にインストールしたい
Q1-4 Linux PPC、Solaris、HP/UX、VMS、IBM370などで使用したい
Q1-5 どのrpmパッケージをダウンロードすればよいかわからない

2.起動時の問題

Q2-1 「Command not found」と表示されて起動しない
Q2-2 「can't allocate color palette」と表示されて起動しない
Q2-3 「Segmentation fault」と表示されて起動しない
Q2-4 「missing charsets」と表示されて起動しない
Q2-5 起動時に「localeが設定できない」と表示される

3.動作の問題

Q3-1 DELキーが効かない
Q3-2 X サーバがクラッシュする
Q3-3 場所を変更しても、タイムゾーンが正しく設定されない
Q3-4 「場所」ダイアログで「編集」「新規」「削除」ボタンが無効になっている
Q3-5 起動時の時刻が、常に現在時刻と異なる
Q3-6 「設定」メニューから「場所」を選択すると、「Site file not found」と表示されて場所を設定できない
Q3-7 「天体」メニューから「彗星」(または「小惑星」)を選択すると、「Orbital Element file not found」と表示される
Q3-8 設定がおかしくなってしまって元に戻せない
Q3-9 サマータイムが認識されない
Q3-10 天体の画像が表示されない
Q3-11 文字が化ける

4.設定方法

Q4-1 起動時の設定を調整したい
Q4-2 フォントを変更したい
Q4-3 自分が住んでいる場所を登録したい
Q4-4 常に現在の星空を表示させておきたい
Q4-5 新しい彗星/小惑星を登録したい
Q4-6 トラックが解除できない
Q4-7 日付の表示形式を変更したい
Q4-8 恒星名や星座線などの色を変更したい
Q4-9 一度に複数の惑星/彗星/小惑星の設定をしたい
Q4-10 複数の言語を切り替えて使いたい


0.一般


Q0-1. 不具合等の問い合わせはどこにすればよいか

Xplnsは安喰修が個人的に作成して配布しているソフトウェアです。 本ソフトウェアに関して、(株)アストロアーツには問い合わせをしないでください。 不具合やご意見、ご感想は安喰修(osam-a@astroarts.co.jp)までメールにてお願いします。


Q0-2. プログラムのソースファイルはどこにあるのか

Xplnsには(株)アストロアーツが著作権を有するソースコードを、同社の許諾を得て使用しています。 そのため、申し訳ありませんがソースコードの公開の予定は現在のところありません。


1.インストール


Q1-1. インストール方法がわからない

README.jaをご覧下さい。


Q1-2. ダウンロードしたファイルが壊れている

ファイルが正しくダウンロードできたかを、以下のようにして確認してください。

(1)RedHat Linux (glibc 2.1/2.2/2.3)

  % cd <ダウンロードしたファイルのあるディレクトリ名>
  % md5sum *.rpm
  1c8fc73a528e98cb3c66aeb4ebf74f29  xplns-3.3.1-1glibc21.i386.rpm
  cec4f73176e7f66ac194d30f453cf614  xplns-3.3.1-1glibc22.i386.rpm
  fc9bd729083be78a0f130e5bc8661163  xplns-3.3.1-1glibc23.i386.rpm
  28133ae623b0995016c312bcab854d9a  xplns-cat-3.3.1-1.i386.rpm
  ed3f4d5d1a4157f5fc0621da165d10e3  xplns-elm-3.3.1-1.i386.rpm
  25a59654c6298a9c964539c444a48709  xplns-img-3.3.1-1.i386.rpm

(2)Slackware 3.X (libc5)

  % cd <ダウンロードしたファイルのあるディレクトリ名>
  % md5sum *.tar.gz
  0a0efd2d1cf57464880278b10810b255  xplns-3.3.1-1-linux.tar.gz
  53de66b6eb5c92c4042d6bff67ad183c  xplns-cat-3.3.1-1-linux.tar.gz
  cfd51d183a5446b02fd75c1432b6f1ef  xplns-elm-3.3.1-1-linux.tar.gz
  74c7d628d88b11ca4f4cd966f70f9acb  xplns-img-3.3.1-1-linux.tar.gz

(3)FreeBSD 4.X (ELF)

  % cd <ダウンロードしたファイルのあるディレクトリ名>
  % md5 *.tgz
  MD5 (xplns-3.3.1-1.tgz) = f42327e21b8f6455f88818774cb0f575
  MD5 (xplns-cat-3.3.1-1.tgz) = a37e7388235558ffb2864da3dcd82ab9
  MD5 (xplns-elm-3.3.1-1.tgz) = 3d04fff2f3ccd61a0a782e50b0763eca
  MD5 (xplns-img-3.3.1-1.tgz) = 0240914a50d85fbf3bf8c64b9eece051


Q1-3. Debian/GNU Linux にインストールしたい

alienを使用することで、RedHat Linux用のrpmパッケージをdebパッケージに変換することができます。 詳しくはalienのドキュメントを参照してください。


Q1-4. Linux PPC、Solaris、HP/UX、VMS、IBM370などで使用したい

申し訳ありませんが、作者が環境を持っていないため作成できません(「Q0-1. プログラムのソースコードはどこにあるのか」参照)。


Q1-5. どのrpmパッケージをダウンロードすればよいかわからない

glibcの2.1、2.2および2.3では、バイナリレベルで互換性がないために、別々のパッケージになっています。 以下のコマンドを実行することで、どちらのパッケージをダウンロードすればよいかがわかります。

  % ls /lib/libc-*
ここで「libc-2.1...」のように表示された場合にはglibc2.1版を、「libc-2.2...」のように表示される場合にはglibc2.2版を、「libc-2.3...」のように表示される場合にはglibc2.3版をご利用下さい。


2.起動時の問題


Q2-1. 「Command not found」と表示されて起動しない

(1) xplnsがカレントディレクトリにあっても、SHELLに設定されているPATHにカレントディレクトリが含まれていない場合、コマンドを実行できません。 この場合、xplnsがカレントディレクトリにあることを明示して実行します。

  % ./xplns

(2) cshやtcshなどのシェルを使用している場合、xplnsをPATHに含まれるディレクトリにコピーした直後は、シェルがコマンドを見つけることができません。 この場合、以下のようにしてシェルにコマンドを認識させてから実行してください。

  % rehash
  % xplns


Q2-2.「can't allocate color palette」と表示されて起動しない

8ビットカラーなど、表示できる色数の少ないXサーバでxplnsを起動した場合、このメッセージが表示されて起動しないことがあります。 この場合、多くの色を使用するアプリケーションやウィンドウマネージャを同時に使用しないようにするか、または、以下のようにしてカラーマップを独自に作成させるように指示してください。

  % xplns --install-colormap


Q2-3.「Segmentation fault」と表示されて起動しない

kinput2やVJEなどのIMを起動していると、Xplnsが異常終了することがあります。 kinput2やVJEを終了してからXplnsを起動し、正常に動作する場合はこれが原因です。


Q2-4.「missing charsets」と表示されて起動しない

(1)「ファイル」メニューから「環境設定」を選択してロケールを正しく設定するか、または環境変数LANGに正しいロケールをセットしてください。(「Q4-10. 複数の言語を切り替えて使いたい」参照)。

(2)Xサーバが、リソースファイルに記述されたフォントを持っていない場合に発生します。 この場合、リソースファイルのFontSetセクションを修正する必要があります。


Q2-5.起動時に「localeが設定できない」と表示される

(1)ロケール名が正しく設定されていません。 以下の環境変数を確認してください。

環境変数が正しく設定されているにも関わらず上記のメッセージが表示される場合は、コマンドラインオプション「--lang」を使用してください(「Q4-10. 複数の言語を切り替えて使いたい」参照)。

(2)Linuxで日本語を使用する場合、ディストリビューションによってLC_CTYPEが間違っているものがあります。 以下のようにしてVine Linux 2.1.5 付属のLC_CTYPEを使用してみてください。

  1. rootにsuし、オリジナルのLC_CTYPEを保存
      % su
      Password:
      # cd /usr/share/locale/ja_JP.eucJP
      # cp -a LC_CTYPE LC_CTYPE.orig
        
  2. 上記のアンカーからダウンロードしたLC_CTYPEをコピー
      # cp /where/downloaded/LC_CTYPE .
      # exit
        
  3. Xplnsを起動
      % xplns
        

このとき、ディレクトリ名「ja_JP.eucJP」は、環境によっては「ja_JP.EUC」などになっている場合があります。 また、LC_CTYPEの修正を行なっても日本語がうまく表示されない場合、--langオプションに上記のディレクトリ名を指定して起動するとうまくいく場合があります。

  % xplns --lang=ja_JP.EUC

この方法で日本語が正しく表示された場合、「設定」→「環境設定」メニューを選択して環境設定ダイアログを開き、localeが上記で指定した文字列になっていることを確認してOKボタンを押せば、次回以降は--langオプションを指定する必要がなくなります。


3.動作の問題


Q3-1. DELキーが効かない

ダイアログボックスでの文字入力時に、DELキーで文字を削除するには、リソースファイル(~/.Xdefaults、~/.Xresourcesなど)に以下のように記述します。

  XPlns*XmTextField.translations: #override \
          <Key>osfDelete: delete-previous-character()
また、コントロールキーを押しながらHキーを押すことで文字の削除を行ないたい場合には、以下のように記述します。
  XPlns*XmTextField.translations: #override \
          Ctrl<Key>H: delete-previous-character()


Q3-2. X サーバがクラッシュする

Xサーバのバグと思われます。特に Accelerated-X 4.1 では、星座線や天の川を描画した場合に頻発することが確認されています。 この場合、Xi Graphics 社のFTPサイトからモジュールを入手してアップデートしてください。


Q3-3. 場所を変更しても、タイムゾーンが正しく設定されない

Version 3.1以前で、タイムゾーンが正しく設定されないというバグが確認されています。 新しいバージョンをご利用ください。


Q3-4. 「場所」ダイアログで「編集」「新規」「削除」ボタンが無効になっている

Version 3.1以前のXplnsでこの問題が発生します。この場合、以下のようにして対処してください。

xplns.obsファイルの書き込み権限がない場合、これらのボタンは使用できません。 xplns.obsファイルは、デフォルトで /usr/local/share/xplns ディレクトリにインストールされ、一般ユーザの書き込みは禁止状態になっています。 これらのボタンを有効にするには、次のようにします。


Q3-5. 起動時の時刻が、常に現在時刻と異なる

(1) 経緯度の設定が正しくない場合、このような現象が発生します。 「場所」ダイアログで正しい場所を選択し、「デフォルトにする」をチェックしてください。

(2) システムによっては、Xplnsが正しいタイムゾーンを取得できないことがあります。 その場合、「設定」メニューから「環境設定」を選び、TZに正しいタイムゾーンを指定してください。 例えば、UTより10時間遅いハワイ時間にする場合は「GMT-10」のように入力します。 TZ環境変数について詳しくはmanページtzset(3)を参照してください。


Q3-6. 「設定」メニューから「場所」を選択すると、「Site file not found」と表示されて場所を設定できない

場所設定ファイル(xplns.obs)がないか、またはこのファイルのあるディレクトリが正しく設定されていない場合に発生します。 配布ファイルに含まれる場所設定ファイルを置いた場所を、リソースファイルに正しく指定してください。 例えば、xplns.obsが/usr/local/share/xplnsにある場合、ファイルの場所を指定するには以下のように記述します。

  XPlns*ObsFile: /usr/local/share/xplns/xplns.obs


Q3-7. 「天体」メニューから「彗星」(または「小惑星」)を選択すると、「Orbital Element file not found」と表示される

軌道要素ファイル(comet.elm または mp.elm)がないか、またはこのファイルのあるディレクトリが正しく設定されていない場合に発生します。 配布ファイルに含まれる軌道要素ファイルファイルを置いた場所を、リソースファイルに正しく指定してください。 例えば、comet.elmおよびmp.elmが/usr/local/share/xplnsにある場合、ファイルの場所を指定するには以下のように記述します。

  XPlns*CometFile: /usr/local/share/xplns/comet.elm
  XPlns*MPlanetFile: /usr/local/share/xplns/mp.elm


Q3-8. 設定がおかしくなってしまって元に戻せない

「設定」メニューから「初期化」を選択することで、起動時の状態に戻すことができます。 これでも戻らない場合は一旦Xplnsを終了し、コマンドラインオプション -q をつけて実行することでインストール時の状態に戻すことができます。

  % xplns -q

「-q」オプションを使って起動し、正しく設定ができたら、「設定」メニューの「設定を保存」を使用して状態を保存してください。


Q3-9. サマータイムが認識されない

Xplnsはサマータイムには対応していません。 「設定」メニューから「環境設定」を選択し、TZにtzset(3)に記述されているように値をセットすることで、ある程度サマータイムに対応させることができます。


Q3-10. 天体の画像が表示されない

天体の画像表示には、外部プログラムを使用しています。 Xplnsはデフォルトでxli、xloadimage、xv、displayをこの順に試み、最初に見つかったプログラムを画像ビュアーとして使用します。 そのため、これらのコマンドのいずれかがインストールされていない場合には、画像が表示されません。


Q3-11. 文字が化ける

ロケールの言語と文字セットが一致していない可能性があります。 以下の環境変数が矛盾していないかを確認してください。


4.設定方法


Q4-1. 起動時の設定を調整したい

「設定」メニューの「設定を保存」を選択することで、現在の設定内容を保存することができます。 この場合、場所の設定に限らずモードや星座線などの表示状態、表示されている彗星などもすべて保存されます。


Q4-2.フォントを変更したい

リソースファイルのFontSetセクションを修正することで、表示するフォントを変更することができます。 この指定は単一のフォントではなく、フォントセットになることに注意してください。

特に日本語の場合、使用するXサーバによってはフォントのサイズによっては表示されなかったり、つぶれてしまうことがあります。 この場合、各フォント記述中にある14や16などの数値(ピクセルサイズ)を12や20などの数値に変更することできれいになる場合があります。


Q4-3. 自分が住んでいる場所を登録したい

Version 3.1以降では、「設定」メニューの「場所」で表示されるダイアログボックスから"new"を選択することで、場所を登録することができます。 場所を記録しているファイル xplns.obs の書き込みが禁止されている場合、"New" や "Edit" などのボタンが無効になっている場合があります。 この場合、「Q3-4 「場所」ダイアログで「編集」「新規」「削除」ボタンが無効になっている」を参考にしてください。

Version 3.0.1以前をご使用の場合でも、xplns.obsファイルにデータを追加することで、任意の場所を設定することができます。 ファイルは1行の長さが70バイト(改行を含む)からなる固定長のデータで、以下のようなフォーマットになっています。

1 - 40地名
41 - 49経度 東経ならば"E"、西経ならば"W"を49桁目に記述する
50 - 57緯度 北緯ならば"N"、南緯ならば"S"を57桁目に記述する
58 - 62標高 メートル単位の標高
63 - 69時差 東半球をプラス、西半球をマイナスとする
70 改行 (\n)


Q4-4. 常に現在の星空を表示させておきたい

現在の星空を表示するには、明示的に現在時刻に変更するか、または「Real Time」モードで「Play」させます。

  1. 「設定」メニューから「ステップ」を選択し、「ステップ」ダイアログを表示させます。
  2. 「リアルタイム」をチェックし、「システムクロック」を選択して OKボタンを押します。
  3. 「設定」メニューから「プレイ」を選択します。


Q4-5. 新しい彗星/小惑星を登録したい

Xplnsは、彗星の軌道要素を"comet.elm"、小惑星の軌道要素を"mp.elm"から読み込みます。 このファイルにデータを追加することで、任意の彗星/小惑星を表示することができます。 ファイルは1行の長さが204バイト(改行を含む)からなる固定長のデータで、以下のようなフォーマットになっています。 実際にデータを追加する場合には、既存のデータをコピーして書き換えれば間違いが少なくなります。

1 彗星・小惑星フラグ("C" または "M")
2 - 8仮符号
9 - 19確定符号
20 - 50名称
51 - 66近日点通過時刻
67 - 77離心率
78 - 89近日点距離[AU]
90 - 100近日点引数[度]
101 - 111昇交点黄経[度]
112 - 122軌道傾斜角[度]
123 - 129分点[年]
130 - 136絶対光度
137 - 142光度係数
143 - 147ダストテイル実長[AU]
148 - 152イオンテイル実長[AU]
153 - 156βmax(ダストテールに関するパラメータ)
157 - 187コメント
188 - 202認識符号
203 スペースまたは復帰(\r)
204 改行 (\n)


Q4-6. トラックが解除できない

天体をクリックして表示される天体情報ウィンドウで、「トラック」ボタンを押して天体を常に画面中心に表示させることができます。 トラックを解除するにはこのボタンを再度クリックしますが、天体情報ウィンドウを閉じてしまった場合や他の天体の天体情報を表示してしまった場合は、以下のようにして解除することができます。

  1. Ctrlキーを押しながらスペースキーを押し、Commandダイアログを表示する。
  2. ダイアログのコマンド入力欄に「track off」と入力し、OKボタンを押す。


Q4-7. 日付の表示形式を変更したい

日付設定ダイアログやインフォメーションバーに表示される日付は、デフォルトで 月の略名,日,年の形式になっています。 リソースDateStyleを指定することで、これを年/月/日の形式にすることができます。

月の略名,日,年
XPlns*DateStyle: English
日/月/年
XPlns*DateStyle: European
年/月/日
XPlns*DateStyle: Japanese


Q4-8. 恒星名や星座線などの色を変更したい

バージョン3.1から、いくつかの表示物の色を設定できるようになっています。 色を変更する場合には、リソースファイルの"Colors"セクションを修正してください。


Q4-9. 一度に複数の惑星/彗星/小惑星の設定をしたい

Motifの標準インタフェースにより、リストボックスでは複数の項目を選択することができます。 例えば「天体」から「小惑星」を選択し、「小惑星」ダイアログを表示させます。 ここで、選択したい範囲の最初の項目(例えばCeres)をクリックして選択し、続いて範囲の最後の項目(例えばVesta)を、Shiftキーを押しながらクリックします。 これによってこの範囲のすべての項目(この場合はCeres, Pallas, Juno および Vesta)が選択されます。 複数の項目が連続していない場合には、Ctrlキーを押しながら項目をクリックすることで、該当する項目が選択項目に追加されます。 リストボックスで選択されたすべての項目が、ダイアログボックス内の右側にあるチェックボックスによって設定されます。


Q4-10. 複数の言語を切り替えて使いたい

ロケールを設定することで、表示する言語を切り替えることができます。 現在のところ英語、フランス語(Thanks: Dominique VOILLEMOT and Francois Massonneau)、日本語のリソースが使用できます。 「設定」メニューから「環境設定」を選択し、表示されるダイアログボックスに正しいロケール名を入力してください。 また、起動時の引数に「--lang=ロケール」オプションを指定することで、一時的に言語を変更することもできます。

% xplns --lang=ロケール名

ロケール名はシステムによって異なりますが、一般に以下のような文字列を指定します。


英語(デフォルト) en
en_US.ISO_8859-1
en_US.ISO8859-1

フランス語 fr
fr_FR.ISO_8859-1
fr_FR.ISO8859-1

オランダ語 nl
nl_NL.ISO_8859-1
nl_NL.ISO8859-1

日本語 ja
ja_JP.eucJP
ja_JP.ujis
ja_JP.EUC

言語の定義は、以下のファイルによって行なわれています。

ここで「言語」にはロケール名の最初の2文字を使用し、例えば英語(en_US.ISO_8859-1)ならば「en」となります。

英語、フランス語、日本語、オランダ語以外の言語でリソースを作成された方は、ぜひお知らせください。


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