よくある質問と回答

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■望遠鏡コントロール

Q:シリアル端子のない PC に望遠鏡を接続するには?

A:多くの望遠鏡ではパソコンの COM ポート(シリアル端子)に望遠鏡を接続する仕様になっていますが、最近の PC では COM ポートを持たない機種もあります。

このような PC に望遠鏡を接続する場合には、「USB-シリアル変換アダプタ」や PC カード (PCMCIA) スロットに挿すタイプのシリアルインターフェイスカードなどを用いてシリアル端子を増設する必要があります。

Q:望遠鏡の接続・制御がうまくできない

A:望遠鏡をステラナビゲータ Ver.9 で接続・制御できないケースにはいろいろな原因が考えられます。

以下の項目を参考にして原因の切り分けを行い、当てはまる点について対策をお試しいただければ幸いです。

パソコンに原因がある場合

パソコンにCOMポートが設定されていない
→「通信(COM)ポートの設定の確認」をご覧ください。
COMポートのデバイスドライバが適したものでない
→ドライバの更新を行ってください。
望遠鏡とパソコンの間で通信が確立できていない
→お使いの望遠鏡に合わせて、 のいずれかをお試しください。

望遠鏡側に原因がある場合

望遠鏡のモード設定が、パソコン対応モードになっていない
→望遠鏡の説明書に従って正しく設定してください。
接続ケーブルが適したものでない
→望遠鏡の接続には専用ケーブルが必要です。詳しくは望遠鏡メーカーにお問い合わせください。専用ケーブルをお使いになっていても配線が断線していたりなど、さまざまな理由で通信ができていない可能性もあります。また、配線が正しいものでも、ほかのピンにショートしているものでは通信できない場合があります。
電源が弱く、信号が出ない
→乾電池や容量の少ないバッテリーで使用されている場合、電圧低下により、通信できていない可能性があります。大容量(電流)の大きな電源を用いて、お試しください。また、突然接続が中断する場合も、この可能性があります。
望遠鏡の初期設定(アライメント)が行われていない
→望遠鏡の説明書に従って初期設定を行ってください。

ステラナビゲータに原因がある場合

「望遠鏡コントロール」のモジュールの選択が間違っている
→お使いの望遠鏡のモジュールを選択してください。
「望遠鏡コントロール」のCOMポートの選択が間違っている
→望遠鏡を接続したCOMポートの番号を選択してください。
望遠鏡がステラナビゲータの星図上と違う位置に向く
→望遠鏡とステラナビゲータの星図上の現在位置表示がずれている場合は、望遠鏡側に記憶されている時刻や場所の設定が正しくないことが考えられます。ステラナビゲータの [望遠鏡コントロール] ダイアログから [日時・場所の送信] を行ってください。
エラーメッセージ「望遠鏡との接続に問題があります」の場合
→「その他の設定の確認」へ進み、各種設定の確認と変更を行ってください。
エラーメッセージ「望遠鏡との通信が中断しました」の場合
→「その他の設定の確認」へ進み、各種設定の確認と変更を行ってください。
マウスは動くが、ソフトが反応しない場合(実際は数分後に動作します)
→「その他の設定の確認」へ進み、各種設定の確認と変更を行ってください。

Q:ビクセン STAR BOOK シリーズでの注意点

A:ステラナビゲータでビクセン STAR BOOK/STAR BOOK Type-S の接続・制御がうまくいかない場合には、以下の点をお確かめください。

Q:ミード LX200GPS での注意点

A:ステラナビゲータでミード LX200GPS の接続・制御がうまくいかない場合には、以下の点をお確かめください。

Q:ミード LXD シリーズの赤道儀には対応しているか?

A:ミード LXD シリーズにつきましては、弊社内での簡易的な接続テストでは、接続時に望遠鏡コントローラとして「ミード ETX/LX/DS」を選択して頂ければ接続や天体の自動導入などは行えることを確認しております。

ただし、LXD シリーズはフォーク式経緯台である ETX/LX/DS シリーズとは異なるドイツ式赤道儀ですので、以下の点で動作上の制限がございます。

このため、ステラナビゲータの正式な対応機種には含まれておらず、使用法などについてのお問い合わせに対応することもできかねますが、自己責任の範囲でお使い頂くことは可能です。

Q:ASCOM の使い方は?

A:望遠鏡制御で ASCOM を使うためには、

の2つをあらかじめ PC にインストールしておく必要があります。詳しくは以下のページをご参照ください。

ステラナビゲータ Ver.9:ASCOM の利用について

Q:ミード LS, LT シリーズに対応しているか?

A:ミード LS シリーズには 9.0e アップデータ以降で対応しております。

ミード LT シリーズにつきましては、コントローラが「AutoStar (#497)」ですので、「望遠鏡コントロール」ダイアログで「ミード」の「ETX」を選んでいただければ接続できます。

ステラナビゲータで対応している望遠鏡機種については、以下のページをご参照ください。

ステラナビゲータVer.9:動作環境

Q:タカハシ Temma シリーズで導入中にモーターが止まってしまう

A:これは電源電圧の設定が間違っているために起きている可能性がございます。

ステラナビゲータの初期設定では、タカハシ Temma シリーズ(Temma 2M を除く)の電源電圧設定は「24V」に設定されています。この時、実際に使っている電源装置の電圧が 12V だと、天体導入などの高速回転時に赤道儀のモーターが停止してしまう「脱調」現象が起こる場合があります。

ステラナビゲータ側の電圧設定は望遠鏡パッドの [詳細] ボタンで変更できますので、事前に設定をお確かめください。

※ Temma 2M では使用可能な電源電圧は 12V のみですので、この問題は起きません。

Q:タカハシ Temma シリーズで導入時に鏡筒が逆方向に回る

A:Temma シリーズを使用していると、天体の自動導入時に望遠鏡が目標天体から離れた方向に大きく回ることがあります。これは Temma シリーズの正常な「鏡筒入れ替え」の動作です。

例えば、鏡筒を極軸の東側(「テレスコープ・イースト」と呼びます)にして天頂に向けた初期姿勢から、子午線より東側の空にある天体を導入しますと、そのままでは鏡筒が赤緯体の「下側」にぶら下がるような姿勢になります。このような姿勢になると鏡筒の接眼部が赤道儀の脚にぶつかる可能性が出てくるため、Temma シリーズではまずいったん極軸モーターを西に回して鏡筒を西側に移動させてから、次に赤緯軸を回して最終的な東天の目標天体に鏡筒を向けます。

このため、動作としてはいったん逆の西方向へ鏡筒が動くことになりますが、しばらく待っていると鏡筒がぐるっと回って目的の天体が正しく導入されます。このような「鏡筒の入れ替え」は、望遠鏡と導入天体とが子午線を挟んで同じ側にある場合にしばしば起こりますが、この動作は Temma シリーズの正常な仕様です。

Q:タカハシ Temma シリーズでUSB-シリアル変換アダプタを使うとハングアップする

A:USB-シリアル変換アダプタを介して PC とタカハシ Temma シリーズを接続して使っていると、環境によってはまれに望遠鏡が動かなくなり、ステラナビゲータの操作もできなくなってしまう場合がございます。

この問題につきましては弊社で調査を行っておりますが、今のところ残念ながら詳しい原因が判明しておりません。

(USB-シリアル変換アダプタを使わず、PC のシリアル (RS-232C) 端子と Temma を直結すればこの問題は起きません。このため、USB-シリアル変換アダプタ内部のデータバッファに関係する問題であると推測しております。)

現在、ステラナビゲータから送信するデータ量を調整することで症状が起こりにくくなることが分かっており、暫定的な対策ではございますが、9.0e以降のアップデータにこの修正を盛り込みました。

もし上記の現象が起きる場合には、お手数ですが最新のアップデータをインストールしていただきますようお願いいたします。

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