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画像復元で目指せHST

惑星の撮影では、シーイングがポイントです。もしシーイングに恵まれなかった場合でも、画像復元機能を使うことで、ぼけている画像をシーイングのよい、シャープなものに復元することができます。しかもPSF値を手動で設定できるので、惑星本体だけの画像でも画像復元が可能です。

星野写真の場合は、PSF半径の値をツールバーの[PSF指定ツール]を使って画像の中の恒星を指定して[PSF測定]コマンドで求めることができます。

ステライメージには[ウィーナー(最小自乗法)][最大エントロピー法][ルーシー&リチャードソン法]の3種類の画像復元機能を用意してあります。

下のサンプル画像は左上が木星の画像をコンポジット合成したもの、右下がそれを画像復元したものです。画像復元を行なうことで、木星の縞や帯の微細な構造が浮かび上がってきます。

[image: 画像復元の実行前後の比較画像 画像復元後は大気のゆらぎによって劣化した画像が復元されている

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