巻頭特集　天体望遠鏡解体新書
−テレスコピック・ターヘルアナトミア−
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「夏の宝石」

夏の星空の中で、天体写真ファンのいちばん人気の星域は、このＭ８・20だろう。メインのＭ８は、冬のオリオン大星雲Ｍ42と同格の大型で明るい散光星雲だし、赤と青の色の対比も鮮やかなＭ20とコンビで、アマチュアの持つ望遠鏡の写野にちょうど収まる。さらに近くに散りばめられた、いくつもの散開星団ともあいまってじつに美しい華やかな写野を提供してくれる。

1998年４月４日03時40分から50分露光
タカハシFS102＋レデューサ
ニコンFG20　タカハシEM200＋ST4にて追尾
コダックエクタクロームE100S（＋1増感現像）
フォトコンテスト応募作品から（掲載時にトリミング）