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しし座流星群2001
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■流星群をビデオで撮影しよう

 「超高感度CCDカメラ+デジタルビデオ」でペルセウス座流星群を撮影したレポートとそう方法を紹介。




●流星をビデオで撮影する方法

 流星群のピークはわかっていても、いつどこに流れるか予測できない流星。
それを記録するには、やはりビデオが最適です。とはいっても、家庭用のビデオカメラでは暗い流星は写らないし、画角も夜空のごく一部分しか捉えることができません。そこで、超高感度CCDカメラと高感度広角レンズを用意して、流星撮影に挑戦してきました。

イチオシ流星撮像セット
これがイチオシの流星撮影セット。DVカメラのアクセサリ・シューにLPLのティルトトップを介して、WATECカメラを取り付けた。
小型軽量なので強度も心配なし。DVカメラで録画しながらモニターでチェックできるうえ、三脚に簡単にのせられるので携行も楽だ。コード類が多いので、夜間はコード類をビニタイ(ねじりっこ)などでまとめておこう。


レンズとWATEC100N
撮影用のレンズと超高感度モノクロCCDカメラWAT-100N.。右奥にあるのがWAT-100Nに25mmF0.95をとりつけたもの。

レンズとWATEC100N
WAT-100N(¥49,400)+ CBCレンズ(¥32,400〜\40,500)
アストロアーツオンラインショップにて取り扱っています。




●ペルセウス座流星群をビデオで捉えた

8月12日から13日にかけてペルセウス座流星群が極大を迎えた。この流星群をビデオでとらえるべく向かったのは、長野県上伊那郡中川村だ。12日の昼間は雲一つない快晴に恵まれ、夜に期待がかかるが、夕方からは雨、13日に日付が変わった頃から、雲が切れてきた。それでも雲量9。雲の隙間を狙ってビデオカメラをセットし撮影開始。高層雲があるのか、双眼鏡でないと星が確認できないような状況下であったが、約90分間に10個以上の流星の撮影に成功した。WATEC Netptune 100+CBC 6mmF0.8の組み合わせは、流星の撮影に威力を発揮する。
ペルセウス座流星群を撮影したビデオをMPEGムービーにしたので、是非見ていただきたい。
10月のオリオン群でリハーサルしたのち、11月のしし座流星群を狙ってみたい。


Movie Sample
肉眼では見えなかった流星まで、しっかりと記録されていた。この画像は、流星の飛んだフレームをコンポジットしたもの。

注意
・ムービーはMPEG圧縮を行っていますので、オリジナルのビデオ映像よりやや荒くなっています。
・ムービーサイズが9MBと大変大きいのでご注意下さい。
ムービーをダウンロード(MPEG,9MB)


こちらで紹介したWATEC100Nは、オンラインショップでも取り扱っております。詳しくはアストロアーツオンラインショップをご覧下さい。

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