C/2001 A2 リニア彗星特集 C2001 A2 リニア彗星
彗星軌道ビュアー

 

 JAVAアプレットによる、C/2001 A2 リニア彗星の軌道シミュレーションです。

 太陽系内を動いてゆくリニア彗星のようすを3次元でグラフィカルに見ることができます。また、ボタンやスライダーを動かすことにより、軌道を任意の方向から見たり、時間を追って天体の動きをアニメーション表示することも可能です。

 

OrbitViewerアプレットはフリーソフトウェアです。

※ JAVAアプレットの読みこみに時間がかかる場合があります。
彗星軌道が表示されない場合は、JAVAが動作する環境をご用意ください。

 


■ 今年の1月15日に発見されたC/2001 A2リニア彗星は、分裂・増光を繰り返しながら、5月25日に近日点(太陽にいちばん近づく点)を通過しました。近日点通過前後は、太陽系の南側に大きく回り込んでいたため、日本からは観測できませんでしたが、条件のいい南半球、とくにオーストラリアでは観測が続けられ、増光のようすがみごとにとらえられました。

 また、6月21日にはアフリカ南部で皆既日食がありましたが、日食観測に遠征した人たちは、最高の条件で増光中のリニア彗星を見ることができました。

 リニア彗星はその後、地球に向かって太陽系内を北上し、7月1日に地球との距離がもっとも近くなりました。その距離はおよそ0.24天文単位。6月下旬からは日本でも明け方の東天に姿を現すようになりました。

「リニア彗星軌道ビューアー」を操作してそれぞれの日のリニア彗星と地球の位置関係を確かめることにより、上記の点をよりよく理解することができます。

 

<参照>

 

 

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