コダックは、新しい総合デジタル イメージング サービスとして「Kodak KiDS(コダック キッズ)」(Kodak imaging Digital Service)を7月初旬から順次開始する。Kodak KiDSは以下の5つのサービスから構成されており、ユーザーのニーズに合わせた様々な形のデジタルイメージングサービスを提供するものだ。
これまで、デジタル画像の銀塩プリント出力はフジピクトログラフィーというのが一般的で、これを利用するには、いわゆるデジタル出力センターに依頼するしかなかった。地方のユーザは、郵送や、あるいはわざわざ都心に出向いて出力を行なっていたことだろう。しかしKodak
KiDSプリントサービスの開始により、デジタル画像の出力はより身近になるだろう。Kodak
KiDS取り扱い写真店はもちろん、コダックプリントステーション設置店、コンビニエンスストアに設置されているキオスク端末と連動するコダックプリントユニット設置店などでサービスを受けられる。対応メディアも、フォトCD、フラッシュピックスCD、MO(128,230MB)など幅広い。また、対応フォーマットも、フォトCD、フラッシュピックス、PICT,TIFF,JPEGと一般的なものだ。
またユニークなのは、Kodak KiDSフォトネットサービスだ。これは、世界的なオンラインフォトサービスであるフォトネットを活用した写真の保管・共有、焼き増し、写真加工品オーダーサービスで、ユーザーが写真店に持ち込んだフィルムはスキャン後インターネット上の画像サーバーに保管され、いつでも好きなときに自分の欲しい写真を検索し、ダウンロードやプリント注文が行なえるというものだ。
データへのアクセスは、画像保管期間である30日以内(延長は可能)であれば、スキャニング時に発行されたフィルムIDを基に自由に行なえる。これは、パソコン上だけでなく、Kodak
KiDS取り扱い店に設置されている端末からも可能だ。
インターネットを経由したサービスであることから、画像サイズに制限があるのは残念だが、小さいサイズへのプリントや、パソコン上での鑑賞には充分だろう。
詳細はコダックWWWサイトを参照されたい。
ニュースレリース総合デジタルイメージングサービス「Kodak
KiDS」