2004年1月 金星が見ごろ

(説明図)

「宵の明星」金星が、夕方の西天でひときわ明るく輝いている。昨年8月17日に外合となって以来夕方の西天に見えていた金星だが、高度が低く見にくい状態が続いていた。それが、年明けとともにぐんぐん高度を上げてきたのだ。金星はこれからも高度を上げ、東方最大離角となる3月下旬ごろには、日没時で40度を越えるまでになる。今年は、「宵の明星」の絶好の観測年となりそうだ。