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05/05 明けの明星の金星が−4.5等級の最大光度

 3月28日に太陽と地球の間に入り込んできて内合になった金星は、太陽の西側へ出て以後明けの明星として夜明け前の東天に姿を見せるようになっていたが、急速に高度を上げてきて5月5日に−4.5等級の最大光度になる。これは昼間の青空の中に肉眼でも見つけられるほどの明るさだから、この点にも注目してみたいところだ。5月上旬ごろ金星が真南の空にやってくるのは午前9時ごろなので、太陽の西側(左手側)およそ40度くらい離れた真南からおよそ60度くらいの高さの青空に目を向けてみると、青空の中にポチッと小さく光っている金星が見つかる。望遠鏡なら三日月形に欠けて見える。



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