星ナビ.com 2001年4月号 本誌連動企画

特集 さよならミール

ミール・フォトコンテスト 応募作品ギャラリー

フォトコンテスト選考結果発表 2001.04.06 update

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さそり座に向かうミール (館山 一さん)

月・火星・さそり座の側を通過するミール (館山 一さん)
上: さそり座に向かうミール
下: 月・火星・さそり座の側を通過するミール

(上)月齢22 −0.3等(ミール) カラス座〜サソリ座まで良く入った。
(下)月齢21 −0.9等(ミール) 月明かりの中良く写った。−16.1度でとても寒かったです。

撮影者/館山 一 (北海道苫小牧市)

■ さそり座に向かうミール
2001年2月15日 5時18分から3分露光
ニコンFE、ニッコール20mmF2.8レンズ→F4に絞る、フジ スーパー400、フィルター LIBC、スキャナー ニコン クールスキャンIII、ペーパー エプソン フォト・クォリティ・ペーパー

■ 月・火星・さそり座の側を通過するミール
2001年2月14日 5時17分から2分露光
ニコンFE、ニッコール20mmF2.8レンズ→F4に絞る、フジ スーパー400、フィルター LIBC、スキャナー ニコン クールスキャンIII、ペーパー エプソン フォト・クォリティ・ペーパー

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ミール、静岡上空通過 (海野智行さん)

ミール、静岡上空通過

落下目前にひかえた3月12日、静岡上空を通過。北の空から現われ序々に光度を増して南の空に消えていきました。撮影は消える前の30秒間です。

撮影者/海野智行 (静岡県静岡市)

■ ミール、静岡上空通過
2001年3月12日 18時46分から30秒露光
キヤノンT90、35mmF2レンズ開放、RVP

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筑波山上のミール (石川勝也さん)

ミールの冥福を祈って (石川勝也さん)
上: 筑波山上のミール
下: ミールの冥福を祈って
<総合一席> 賞品:「ミール」プラモデル
(この商品は現在、人気過剰のため品切れとなっております。これは、フォトコンテストのために温存しておいた最後の1キットです)

筑波山スカイライン途中の駐車場で撮影。地図で方向を確かめて、山頂から出てくるところに陣取った。ミールはみごとに2つの峰の上にちょうど出現した。その駐車場にはお地蔵様が立っていた。まるでミールの冥福を祈っているように。撮影中に運よく車のライトで照らされたので、お地蔵様が浮かび上がっている。

撮影者/石川勝也 (千葉県船橋市)

■ 筑波山上のミール
2001年3月11日 18時53分から3分露光
PENTAX MXカメラ、AF 28mmF2.8レンズ→F4に絞る、Fuji PROVIA400カラースライドフィルム

■ ミールの冥福を祈って
2001年3月11日 18時54分から1分30秒露光
Nikon NewFM2カメラ、AF Nikkor 20mmF2.8レンズ→絞り開放、Fuji PROVIA100カラースライドフィルム

■ 石川勝也さんのウェブサイト「Neptune」
  http://www.tk.xaxon.ne.jp/~katsuya/index.htm

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冬の大三角形を横切るミール (米山誠一さん) 冬の大三角形を横切るミール

ミールは比較的に明るいので、手軽なデジカメでも撮影できるのではと思い試してみたら、結構写りました。撮影当日、会社の裏庭で10分前位から準備を始めましたが、デジカメのモニターには、星がほとんど写らないので、木星でピント合わせを行い、試し取りでアングルを決めたりしている内に、既にミールが撮影範囲に来てしまい光跡を充分に写せませんでした。

撮影者/米山誠一 (神奈川県横浜市/月惑研究会関西支部所属)
撮影地/神奈川県川崎市川崎区 2001年2月22日午後6時30分ごろ、5秒露光
カシオQV-8000SXデジタルカメラ (133万画素)、レンズ焦点距離 6mm (35mmカメラの40mm相当)、レンズ絞り F3.2

■ 米山さんのウェブサイト「星への誘い」
  http://www.asahi-net.or.jp/~dy7s-ynym/

■ 月惑研究会関西支部ウェブサイト
  http://www.kk-system.co.jp/Alpo/index.htm

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オリオン座を横切るミール (鈴木智行さん) オリオン座を横切るミール

準備している時は、まだ空に青味が残っていて明るく、惑星は見え始めていますが恒星は全然見えていませんでした。ミールは、冬の大三角のどの星よりも1等級以上明るく、木星とよい勝負でした。雲量0〜2で透明度も高かったです。肝心の写真ですが、レリーズのストッパーが外れているというチョンボのため1コマ目を失敗、あわてて巻き上げて撮った2コマ目を送ります。そのため、撮影時刻も概要、軌跡も中途半端な位置から始まってしまっています。

撮影者/鈴木智行 (静岡県浜北市/夜空の会所属)
撮影地/太平洋富士見平 (静岡県浜北市)
2001年 3月13日18時35分ごろから 約15秒露光
ビクセンVX-1カメラ、PENTAX 50mmF1.2レンズ→絞り開放、Fuji SUPERIA 400カラーネガフィルム

■「夜空の会」ウェブサイト
  http://www.geocities.co.jp/Technopolis/4205/

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木星、土星とミール (三浦 惠二さん)

オリオン座とミール (三浦 惠二さん)
上:木星、土星とミール
下:オリオン座とミール

13日はほぼ快晴で、子供と一緒に観望しました。その時に昔買った古いカメラを引っ張りだし、撮ってみました。思ったより明るいし、速いのに驚きました。

撮影者/三浦惠二 (愛知県名古屋市)
撮影地/名古屋市緑区
2枚とも3月13日18時40分ごろ、約5秒露光
オリンパスOM-10カメラ、ズイコー50mmF1.4レンズ→絞り開放、コニカカラー400フィルム

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兎を射抜くミール (大野裕明さん) うさぎを射抜くミール
<軌跡賞> 賞品:「スプートニク」プラモデル

3月12日、話題のミールを滝根町星の村天文台からの帰りに撮影しました。18時45分に関東地方の上空を通過したところでした。福島市に入ってみたものの曇っていたので10キロ、バックし東和町で撮影に成功しました。

明るさは1〜0等級でした。

※編集部より: 光跡の左側に特に明るい部分がありますが、これはミールの太陽電池パネルからの直接反射光が偶然見える「フレア」と呼ばれる現象のためです。

撮影者/大野裕明(滝根町・星の村天文台長)

■大野さんのウェブサイト「星のおおのさま」
 http://www.smc.dom.ne.jp/~ohno/
■滝根町のウェブサイト「ようこそ星の村へ」
 http://hoshinomura.town.takine.fukushima.jp/

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北斗七星をかすめるミール (吉田桂一さん) 北斗七星をかすめるミール

岐阜県関市学習情報館屋上にある4mドームの上に立ちあがった北斗七星と、ひしゃくの先をかすめるように光跡を残したミールです。

撮影者/吉田桂一(岐阜県関市)
3月11日18時54分から2分露光
ニコンFM2カメラ、ニッコール35mmF1.4レンズ→F2に絞る、Fuji SUPERIA 400カラーネガフィルム

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2001年2月22日夕方撮影 (近藤弘之さん)

2001年2月23日夕方撮影 (近藤弘之さん)

2001年3月13日夕方撮影 (近藤弘之さん)
上:2001年2月22日夕方撮影
中:2月23日夕方撮影
下:3月13日撮影

<拡大賞> 賞品:「ボストーク」プラモデル

アマチュア向けの一般的な機材で拡大撮影したミールです。スカイセンサー2000は人工衛星の導入・追尾も可能な望遠鏡制御コントローラーです。さすがに安定した追尾はできませんが、手動による修正を併用すればなんとか撮影できます。

撮影者/近藤弘之
撮影地/東京都府中市
セレストロンC8EX (口径20cmシュミットカセグレン望遠鏡)、ビクセンGPD赤道儀、ビクセン スカイセンサー2000、SONY デジタルハンディカム


<落下賞> 賞品:「ブラン」プラモデルは、該当作品がありませんでした。

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