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しし座流星群2001
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■流星群をビデオで撮影しよう

2002年のしし座流星群のように月の明るい条件下での流星撮影にはビデオカメラが有効だ。ここでは「超高感度CCDカメラ+デジタルビデオ」で流星群を撮影したレポートとその方法を紹介。




●流星をビデオで撮影する方法

流星群の極大時刻はわかっていても、いつどこに流れるか予測できない流星。それを記録するには、やはりビデオが最適だ。とはいっても、家庭用のビデオカメラでは暗い流星は写らないし、画角も狭いものが多く、夜空のごく一部分しか捉えることができない。そこで、注目したいのが、モノクロの超高感度CCDカメラと明るい広角レンズの組み合わせ。2002年のしし座流星群は、残念ながら月の明るい夜だが、モノクロの超高感度CCDカメラは多少の月明かりも、それほど影響なく流星の撮影が可能だ。

イチオシ流星撮像セット
これがイチオシの流星撮影セット。 DVカメラのアクセサリ・シューにLPL のティルトトップを介して、ATECカ
メラを取り付けた。小型軽量なので強度も心配なし。DVカメラで録画しながらモニターでチェックできるうえ、三脚に簡単にのせられるので携行も楽だ。コード類が多いので、夜間はコード類をビニタイ(ねじりっこ)などでまとめておこう。


レンズとWATEC100N
撮影用のレンズと超高感度モノクロCCDカメラWAT-100N.。右奥にあるのがWAT-100Nに25mmF0.95レンズをとりつけたもの。

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●月夜のりゅう座ι流星群をビデオでとらえた

新年の夜空を飾る流星群として知られているのが、しぶんぎ座流星群(りゅう座ι流星群)だが、2002年1月4日明け方も活発な活動がみられた。下弦前の月が明るく夜空を照らしていたが、それでも1時間に十数個の流星を数えることができ、月明かりのなかでもビデオよって痕を残すほどの大流星をとらえることに成功した。

Movie Sample
ご注意
・ムービーはMPEG圧縮を行っていますので、オリジナルのビデオ映像よりやや荒くなっています。
ムービーをダウンロード(MPEG,754KB)


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