ステラプレイヤー

2003 火星大接近

このサンプルでは、2003 火星大接近のようすを拡大画面とワイド画面の両方で、連動アニメーション表示させます。
1つのHTML文書に、2つ以上の星図を表示させたり、アニメーションを連動させる際の参考にしてください。


※このページの星図を表示するには、Windowsパソコンで、「インターネットエクスプローラ」が必要です。
また、【ステラプレイヤー】のセットアップも必要です。
【ステラプレイヤーダウンロード】からダウンロードして、セットアップしてください。

1988/9/22
 (大接近)
1990/11/20
1993/1/3
1995/2/11
1997/3/20
1999/5/1
2001/6/22
2003/8/27
 (大接近)
2005/10/30
2007/12/18
2010/1/27
2012/3/5
2014/4/14
2016/5/30
2018/7/31
 (大接近)

■火星の大接近

今年2003年の8月は、火星がとても明るく光り、天体望遠鏡があれば、火星のもようを見ることもできるでしょう。
これは、地球と火星のあいだが近くなり、火星が大きく見えるからです。

▼星図やアニメを見ながら説明しましょう。
 火星の左下の[Play]ボタンをクリックしてください。アニメが動き出します。
 左の図で、火星が小さくなったり大きくなったりします。
 右の図で、太陽を中心に、水星、金星、地球、火星が回っています。

太陽系の惑星は、内側から、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の順番にならんでいて、それぞれ太陽を中心に同じ方向へ回っています。
わたしたちの住む地球のすぐ外側を回っているのが火星です。

地球が太陽を一周(公転)するのにかかる時間は365日、火星が太陽を一周するのにかかる時間は687日。
地球のほうが早く太陽を一周するので、約2年と2か月ごとに、地球が火星の内側を追いこしていきます。
このとき、地球と火星のあいだが近くなります。これを「火星の接近」といいます。火星が地球に接近しているときは、火星がふだんより大きく、明るく見えます。

▼星図やアニメを見ながら説明しましょう。
 火星の左下の[Stop]ボタンをクリックしてください。アニメが止まります。
 図の右側の日付け部分をクリックすると、地球と火星が接近したときの日付けになります。

ところで、地球は、きれいな円のように太陽のまわりを一周していますが、火星は、だ円のように一周していて、だ円の中心が太陽からずれています。
火星が太陽を一周するとき、太陽に近いときと太陽から遠いときがあるわけです。

そのため、地球と火星が接近して、同じ方向にならんだときも、地球と火星のあいだがうんと近い場合とすこし遠い場合があります。地球と火星の間がうんと近い場合を「火星の大接近」といいます。

今年2003年の8月27日には、火星が地球にもっとも接近し、大接近になります。この日の前後の火星は、とても明るく、そして一晩中夜空でかがやきます。
夏の晩、夜9時ころに南東の空を見て、とても明るい星が見つかれば、それが火星です。


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