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概要

天体画像処理ソフトウェアの定番「ステライメージ」をフルに活用する為の必携本。天体画像を美しく仕上げる為のノウハウをステップバイステップで解説した入門書です。
第一弾は、今流行りのデジタル一眼レフカメラで星雲星団を美しく処理する方法を掲載。

星雲や系外銀河の天体写真は、近年進んだデジタル一眼レフカメラの高性能化によって、フィルムの時代には考えられなかったほど敷居が低く、より身近に、取り組みやすくなりました。
そして同時に、画像処理ソフトウェアを使いこなすことが、美しい天体写真に仕上げるための必須のテクニックとなりました。

本書は、デジタル一眼レフカメラの特徴やカラー画像のしくみから、ダーク処理、レベル調整、コンポジット合成などをうまく処理するポイントを月刊星ナビで好評連載「星界一受けたい画像処理講座」を執筆している古庄歩氏が解説し、これから画像処理をはじめてみたい人にも最適な役立つ一冊です。
ふだんベテランから教わる機会の少ないTipsが随所に盛り込まれており、わかりやすい概念図などを交えて星雲や系外銀河の天体画像処理の基本をきっちりと身に付けることができます。

著者:古庄 歩氏 天体写真家。グラフィック系ソフトウェアの開発に携わったこともあり、画像処理に詳しい。昨年からデジタルカメラの天体写真にチャレンジ。自らダーク減算ソフトウェア「RAP」を開発し、現在のデジタルカメラブームの一翼を担う。『月刊星ナビ』に画像処理講座を連載中。

おもな内容

1章 デジタルカメラと画像処理

  • デジタルカメラ時代の幕開け
  • デジタルカメラの特徴
  • 記録形式の違い

2章 ステライメージによる画像処理の流れ

  • ベイヤー配列で行うべき前処理
  • 画像の下地を整える
  • 天体を強調する基本的な画像処理
  • よりきれいに見せる仕上げの画像処理

3章 階調、適正露出、レベル調整を理解する

  • 色と階調
  • 適正露出の考え方
  • レベル調整の必須知識

4章 ノイズの種類とその対策

  • ノイズ対策の理解
  • ダークノイズ対策
  • ダーク補正でも消えないノイズ
  • ランダムノイズ

5章 画像処理の実践

  • ステライメージの画面
  • RAWフォーマットのファイルを開く
  • ファイルの保存
  • ベイヤー配列の段階での処理
  • バッチ(一括処理)で多数のファイルを操作する
  • 基本的なコンポジット
  • コンポジットのバッチ処理
  • 色彩強調とトーンカーブ調整
  • フィルタによる後処理

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