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コダックから長時間露光可能な
高解像度冷却CCDカメラ
コダック メガプラス カメラ モデル ES1.0/1230 |
コダックは、電子冷却方式を採用し、より高精度な計測と長時間露光のほか、省スペースを実現し、設置レイアウトの自由度を高めた工業用CCDカメラ「コダック
メガプラス カメラ モデル1.6i/TEC」を6月1日から発売する。主な特徴は以下の通り。
- 暗電流ノイズの低減
従来の水冷方式に比べ、暗電流ノイズが減少。特にゲインをあげた撮影に有効で、ノイズの少ない、高精度な計測が行える。
- 長時間露光の実現
暗電流ノイズの低減により、最高10秒までの長時間露光を実現。天文観測など、照明条件の厳しい環境でも使用できる。
- 省スペース性の実現
冷却ユニットがカメラ
ボディ内に内蔵。そのため、冷却ユニット分のスペースが省け、カメラ設置の自由度が上がる。
- 160万画素CCD搭載
コダック社製約160万画素(水平1,534×垂直1,024画素)で、各画素間に隙間のない有効受光面積100%のフルフレーム型のものを採用。そのため、感光効率が非常に高く、高精度な白黒画像が得られ、工業計測などにおいても寸法精度が上がる。画像は、白黒、10ビット、1,024階調で撮影される。
コダック メガプラス カメラ モデル 1.6i/TEC |
コダックは、高解像度、深い階調性、高いフレーム転送速度、広いダイナミックレンジを実現した、有効画素数100万画素CCD採用の医療用途CCDカメラ「コダック
メガプラス カメラ モデル ES1.0/1260」、「同ES1.0/1230」、「同ES1.0/1215」を5月29日から発売する。主な特徴は以下の通り。
- 100万画素の高解像度
CCDには有効画素数が100万画素(水平1,024×垂直1,024画素)フレーム
トランスファー型のものが採用されており、高解像度の白黒画像が撮影できる。
- 最高60フレーム/秒の高速フレーム転送速度(ES1.0/1260の場合)
ES1.0/1260では、最高60フレーム/秒の高速フレーム転送速度を実現。(ES1.0/1230の場合30フレーム/秒、ES1.0/1215の場合15フレーム/秒)
- 12bitデジタル出力
12bit(4,096階調)デジタル出力により、ローコントラストで、70dB以上の広いダイナミックレンジを確保。
- 高速電子シャッターを搭載
最高1/1,000秒の電子シャッターを搭載。
- 感度とフレーム転送速度を上げるビニング モードを搭載
ビニング モードを使えば、感度を4倍まで上げられるほか、通常モードの倍のフレーム転送速度(ES1.0/1260で120フレーム/秒)が得られる。
なお、詳細な情報はコダックWWWサイトで公開されている。
・コダック
メガプラス カメラ モデル 1.6i/TECのページ
・コダック
メガプラス カメラ モデル ES1.0/1260、ES1.0/1230、ES1.0/1215のページ
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