シュワスマン・ワハマン彗星(29P)ギャラリー

最終更新日:2009/03/23

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(黒田弘章氏撮影のシュワスマン・ワハマン彗星の写真)

タイトル:
「シュワスマン・ワハマン(29P)彗星」
撮影者:
黒田 弘章
撮影日時:
2009年3月20日 19時50分、露出 120秒×3コマ
撮影機材等:
タカハシ (D=15cm fl=1050mm F7)、ニコン D300
ステライメージ Ver.6で加算、トリミング
コメント:

現在ふたご座に三つの彗星がありますが、これが一番暗いですね。望遠鏡で見てもよくわかりませんでした


(SEDNA氏撮影のシュワスマン・ワハマン彗星の写真)

タイトル:
「ルーリン彗星とシュワスマン・ワハマン第1彗星」
撮影者:
沼尻 裕
撮影日時:
2009年3月14日 19時34分〜20時23分、露出 3分×16枚
撮影地:
東京都八王子市
撮影機材等:
タカハシ FC-50 + ケンコークローズアップレンズAC No.2 + ボーグ レデューサー 0.85× DG【7885】(D=5cm 合成fl=280mm 合成F5.6)、ニコン D40(無改造、ISO 1600)、ビクセン スーパーポラリス赤道儀、ロジクール Qcam S 7500 + PHD Guidingにより恒星ガイド、IDAS LPS-P2フィルタ使用
ステライメージ Ver.5にてダーク・フラット補正後、恒星基準でコンポジット合成、Photoshop CS3にて調整 35mm判換算で約420mm相当
コメント:

3/14の夜には、ルーリン彗星はふたご座の中を移動中でした。彗星は右下側に写っていますが、その左上には散開星団NGC2420があり、彗星の右側の画面端にはエスキモー星雲が青っぽい恒星のように写っています。

また、左上の端近くには、29P/シュワスマン・ワハマン第1彗星が写りました。ただ、ルーリン彗星よりも暗くて拡散しているので、わかりづらいと思います。


(SEDNA氏撮影のシュワスマン・ワハマン彗星の写真)

タイトル:
「アウトバーストした29P/Schwassmann-Wachmann 1」
撮影者:
SEDNA
撮影日時:
2009年1月25日 23時42分08秒〜52分15秒、露出 120秒×2枚
撮影地:
県立ぐんま天文台
撮影機材等:
タカハシ ε-250C、BT-211E(2×2ビニング)
ステライメージ Ver.5にてダーク、フラット処理、astrometricaにてメトカーフコンポジット
その他:
今回の写真はすべて県立ぐんま天文台の機材を使わせていただいて撮影しました。
コメント:

見た感じはプチホームズ彗星です。木星よりも遠くにあるのに、こんなに大きくて明るいのです。


(氏撮影のシュワスマン・ワハマン彗星の写真)

タイトル:
「29P/シュワスマン・ワハマン第1彗星」
撮影者:
沼尻 裕
撮影日時:
2008年10月31日 4:16 - 4:56、露出 10分×4枚
撮影地:
長野県下伊那郡
撮影機材等:
タカハシ MT-160+レデューサー(D160mm f776mm F4.8)、ニコンD50(IRC改、ISO 1600)、タカハシ EM-200B赤道儀 + FC-60ガイド鏡 + ミードDSI-PRO + PHD Guidingにより自動ガイド
StellaImage5にてダーク・フラット補正後、彗星核基準でコンポジット合成、Photoshop CS3にて調整、35mm判換算で約1,500mm相当にトリミング
コメント:

左下に写っているのが29Pですが、1年前のホームズ彗星を小型化したような姿です。

右上側には、かに座の銀河NGC2554があり、周辺には小さな銀河がいくつも写っています。


(高橋俊雄氏撮影のシュワスマン・ワハマン彗星の写真)

タイトル:
「シュワスマン・ワハマン第1彗星(29P)」
撮影者:
高橋 俊雄
撮影日時:
2008年11月5日 02時05分、露出 10分×3枚
撮影地:
栃木県日光市戦場ヶ原
撮影機材等:
キヤノン EF300 F2.8L(F3.5)、キヤノン EOS Kiss Digital X2(IR改造、ISO 800)、ビクセン SXD赤道儀 + AGA-1 + 11cmガイド鏡 + 自作CCDにてオートガイド
SILKYPIXにてRAW現像後、フォトショップにて合成
コメント:

ミニミニ「ホームズ彗星」といった感じでしょうか?彗星コマ部に筋状のガスが見られます。


(くおん氏撮影のシュワスマン・ワハマン彗星の写真)

タイトル:
「シュワスマン・ワハマン第1彗星(29P)」
撮影者:
くおん
撮影日時:
2008年10月28日 04時09分、露出 80秒×18枚(計24分)
撮影地:
東京都足立区
撮影機材等:
トミーボーグ 100ED、直焦点(fl=640mm F6.4)、キヤノン EOS Kiss Digital(ISO 1600、JPEG)、LPS-P2光害カットフィルター使用、GPガイドパック赤道儀
フォトショップエレメンツ3.0にて画像処理(コンポジット、レベル補正、彩度調整、ノイズ低減、カブリ除去、トリミング)
コメント:

前回投稿した写真から約半月経った29Pです。この半月の間にバーストで放出されたダストの拡散が進み、かなり淡くなりました。それでも前回の撮影より透明度がよかったせいか、微かな集光と周囲に大きくダストが広がった彗星の姿を写すことができました。それにしても、本当に摩訶不思議な彗星です。


(くおん氏撮影のシュワスマン・ワハマン彗星の写真)

タイトル:
「シュワスマン・ワハマン第1彗星(29P)」
撮影者:
くおん
撮影日時:
2008年10月12日 04時08分、露出 合計28分(70秒×24枚)
撮影地:
東京都足立区
撮影機材等:
トミーボーグ 100ED直焦点(f=640mm F6.4)、キヤノンEOS Kiss Digital(ISO1600 JPEG)、GPガイドパック赤道儀、LPS-P2光害カットフィルター使用
フォトショップエレメンツ3.0にて画像処理(コンポジット、レベル補正、彩度調整、ノイズ低減、カブリ除去、トリミング)
コメント:

29Pが9月下旬にバースト、今月上旬でも10等級と明るい状態を保っているという情報を見て、試しに撮影してみました。思ってた以上に明るく、小さな集光の周りにダストが2分角程度に広がった姿を写すことができました。

条件さえ恵まれれば、都内の空で小口径の機材でも6AU以上の彼方にある彗星をとらえることができるんですね。


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