08/12 ペルセウス座γ流星群が極大.

 夏の夜空を彩るペルセウス座γ流星群が極大をむかえます。母彗星のスイフト・タットル周期彗星が回帰した前後の1991年、1992年、1993年には多くの流星が出現しましたが、その後は平年並みに落ち着いてしまっています。
 とはいえ、1時間あたり50個から60個もの流星を見ることができるわけで、これはほぼ1分間に1個の割で流れ星を見ることができることになります(実際にはそうはいきませんが)。これが毎年コンスタントに出現するわけですから見逃せない流星群であることに変わりありません。
 今年も、12日の晩から13日朝にかけては、かなりの出現を期待できますが、残念ながら満月直前の明るい月が邪魔をします。しかし、この群の流星は青白色で速く、非常に明るい流星が多いのが特徴なので、あきらめることなく観測したいものです。
 ペルセウス座γ流星群の活動期間は約1カ月間もあり、その間に、みずがめ座δ・ι両群、やぎ座α群、はくちょう座κ群なども出現するので、夏は1年中で最も流星がたくさんみえる季節になっています。


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