【1998年7月17日 IERS Bulletin C 16 】
国際地球回転観測事業(International Earth Rotation Service;IERS)は、1998年12月31日(世界時)の最後(日本時間では1999年1月1日午前9時直前)に正のうるう秒を挿入すると発表した。
うるう秒の前後の時間は、次のように刻まれる。
世界時 | 日本時 | |
---|---|---|
12月31日 23時59分59秒 | 1月1日 8時59分59秒 | |
12月31日 23時59分60秒 | 1月1日 8時59分60秒 | |
1月 1日 0時 0分 0秒 | 1月1日 9時 0分 0秒 |
今回のうるう秒により、国際原子時(TAI)と協定世界時(UTC)との差(TAI-UTC)は1秒増えて、32秒となる。
なお、前回のうるう秒は1997年6月30日の後に挿入された。