１月31日の夜ふけから２月１日の未明にかけ、満月が地球の影の中に入り月食を起こします。といっても今回は、月が地球の淡い影の半影の南側を通りぬけるだけなので“半影月食”としてしか見られません。月面の北側の部分がいくらか暗めに見えるものかどうか、半影月食のたよりなさを確かめるチャンスとなります。
半影月食は、肉眼ではよくわからなくても、写真にとると意外によくわかるので、露出をかえて何枚も撮影してみるといいでしょう。月の北側がいくらか暗くなっているのがわかるのは、半影食が最大となる２月１日01時17分ごろとなります。満月がすべて半影に入りこみ、半影皆既となるのは２月１日０時58分から１時37分までの39分間です。半影食分は1.028となります。
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