
★主な内容 (詳しくは → 紹介ニュース)
- 4月4日21時の赤い満月
- 夜桜とともに眺める赤い満月
今年注目の天文現象のひとつである皆既月食が4月4日の宵空で起こる。半年前の2014年10月8日にも起こったばかりだが、月食は半年ごとに起こるのだろうか? 今回の月食と前回の月食の違いは? そんな疑問に答えながら、4月4日に起こる皆既月食を案内していこう。
- シミュレーションで撮影計画
4月4日に起こる皆既月食は宵空の21時に皆既食となり、しかも土曜の夜という絶好の条件に恵まれている。「ステラナビゲータ10」を使って、事前にしっかり撮影の準備をしておこう。
- 月に投影された「ターコイズフリンジ」に注目
2014年10月8日の皆既月食で話題となった「ターコイズフリンジ」。「ターコイズフリンジ」とは何なのかを考察し、デジタルカメラの豊富な階調を最大限に活用して「ターコイズフリンジ」を再現する方法を解説する。
- 天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 第11回「マーティン・シュミット」
オランダ出身の天文学者マーティン・シュミットは、現在でもその正体が完全に解明されていない謎の天体「クエーサー」を発見しました。この発見は宇宙論において極めて重要であったばかりか、それまでほとんどの研究者から無視されていた一般相対性理論を蘇らせ、宇宙物理のひのき舞台に押し上げることになったのでした。
- 星の写真調整08「写真の周辺減光を軽減する」
写真調整によってコントラストを上げると、レンズの欠点である周辺減光や、低空の光害かぶりもまた強調されてしまい、写真の質を損ねてしまいます。これらの欠点を目立たないように補正するのが「周辺減光補正」です。
- 日食カウントダウン「3月20日 北極海皆既日食」
2015年3月20日の皆既日食は、カナダのラブラドル海岸から西に約650km、グリーンランドの南端から南に約450kmの北大西洋上で、09時09分33秒(UT)に日の出を迎えて始まる。天候と太陽活動に恵まれれば皆既中にオーロラを見るという極めてドラマチックな光景に巡り会えるかもしれない。