------------------------------------------------------------------------ ステラショット・1.5jアップデータ Copyright (C) 2015-2021 AstroArts ------------------------------------------------------------------------ 1.5jアップデータは、ステラショットのアップデート(機能の追加や不具合の 修正)を行うパッケージです。本アップデータをセットアップすることにより、 ステラショットのモジュールが更新されます。 ■バージョンの確認 (1) ステラショットを起動して [Alt] キーを押し、メニューを表示します。 (2) 「ヘルプ」メニューから「ステラショットについて」を開きます。 (3) 「バージョン情報」ダイアログが表示されます。 バージョン情報に「(1.5jアップデータ)」、またはこれより新しいバージョン 番号が表示される場合は、本アップデータはすでにインストール済みですので、 改めてインストールする必要はありません。 アップデータのバージョン番号が何も表示されない、または「1.5j」より古い 場合には、以下の手順でインストールを行ってください。 ■セットアップ方法 1.5jアップデータは、必ずステラショットをセットアップした後に起動してく ださい。また、ステラショットを実行している場合は、一旦これを終了してから アップデータを起動してください。 (0) 【ステラショットの 1.0(初版)/ 1.0a / 1.0b をお使いの場合】 アップデータをセットアップする前に、「星雲・星団」の「名称」ボタンを オフにしておいてください。 (1) 「St1up15j.exe」(または「St1up15j」)のアイコンをダブルクリックして アップデータを起動します。 (2) 「ようこそ」画面が表示されたら[次へ]ボタンをクリックします。 (3) 「使用許諾契約」画面では、表示される「ソフトウェア使用許諾契約書」を よくお読みいただき、承諾する場合には「使用許諾契約の全条項に同意しま す」を選択して[次へ]ボタンをクリックしてください。 (4) インストールが完了したらステラショットを起動し、「バージョン情報」ダ イアログを開きます。ダイアログに「(1.5jアップデータ)」と表記されてい ることを確認します。 ■ご注意 ○ニコンカメラ対応について -------------------------- ステラショットの 1.0(初版)をご購入いただき、これにアップデータをイン ストールした場合、ニコンカメラの制御機能はこのアップデータでは追加されま せん。 従いまして、下記の変更点リストで【N】と表記されているニコン関連機能の 追加・修正点もステラショット 1.0(初版)には入りません。 ○星雲・星団の名称表示について ------------------------------ ステラショット 1.0/1.0a/1.0b をお使いの場合、「■セットアップ方法」の 手順 (0) を行わずにアップデータをセットアップすると、「星雲・星団」の名称 表示のオン/オフができなくなる場合がございます。 その場合には以下の手順で解決できます。 (1) ステラショットを起動し、キーボードの [Alt] キーを押してメニューを表 示する。 (2) 「設定」メニューの「星図を初期化」を実行する。 ただし上記の手順で星図を初期化するとすべての設定がリセットされるため、 「星図画面の表示物のオン/オフ」「場所の設定」がすべて初期状態になります。 ご了承ください。 ■変更点 【N】: 「ステラショット1.2」または「ステラショット1.2・ニコン追加パック」、 「ステラショット1.5」のニコンカメラ機能に関する変更点 ============================ 1.5jアップデータ: 2021/05/25 ============================ □不具合修正 ●望遠鏡制御 ・Windows 10 の特定のバージョンにおいて、日時・場所送信を行うと アプリケーションがハングアップする。 ・タカハシ Temmaシリーズに接続するとアプリケーションが強制終了すること がある。 ●星図 ・「月の出没」の時刻がある特定の時間帯となる日時・場所に設定されていると、 起動後にアプリケーションがハングアップする。 ============================ 1.5iアップデータ: 2019/09/06 ============================ □機能追加・改善 ●オートガイダー制御 ・ZWO ASI 120MM Mini / ASI 174MM Mini / ASI 290MM Mini に対応。 ・赤緯パルス反転を「ガイド端子」と「望遠鏡の微動」でそれぞれ設定できる ようにして、デフォルト値に戻す機能を追加。 「オートガイド設定」ダイアログの「パルス出力」に設定項目を追加。 - 「子午線越えで赤緯パルスを反転」:ON にすると子午線を越えでテレス コープイースト/ウエストが反転した際に赤緯パルスを反転する。 - 「初期値に戻す」:「子午線越えで赤緯パルスを反転」の設定を、 接続中の望遠鏡のデフォルト値に戻す。 ・キャリブレーションのログをより詳細に出力。 □不具合修正 ●オートガイダー制御 ・テレスコープイースト/ウエストの反転で、赤緯方向のずれが正しく補正されない。 ・タカハシ Temmaシリーズで、望遠鏡のコントロールボックスを操作すると、 ガイド修正駆動の速度が変わって、事前に行ったキャリブレーションで正しく オートガイドができない。 ●望遠鏡制御 ・「座標指定」ダイアログで「導入」ボタンを連続でクリックすると、 「機器ステータス」の「望遠鏡」ゲージと星図の望遠鏡マークの表示が更新 されず、ハングアップする。 ・「座標指定」ダイアログの「現在の座標」ボタンで、「導入位置」に表示した 赤経・赤緯が望遠鏡の座標と異なることがある。 ●導入補正 ・導入補正中にアプリケーションがハングアップすることがある。 ============================ 1.5hアップデータ: 2019/05/24 ============================ □機能追加・改善 ●望遠鏡制御 ・Sky-Watcher EQM-35Pro に対応。 ・Sky-Watcher SynScan Wi-Fi アダプター に対応。 ・ビクセン STAR BOOK TEN の導入精度を向上。 ●カメラ制御 ・キヤノン EOS Kiss M / EOS Kiss X90 に対応。 ●オートガイダー制御 ・キャリブレーション開始時に、望遠鏡が適切な位置に向いていない場合、確認 メッセージを表示。 ・ビクセン STAR BOOK TEN からテレスコープイースト/ウエストを取得して、 オートガイド開始までの待ち時間を短縮。 ●導入補正 ・制御に対応していないカメラの画像を用いた導入補正をサポート。 - 再生画面の「取り込み」ボタンから、画像ファイルおよびカメラを選択。 - 「導入補正」ボタンをクリックして、取り込んだ画像を解析、導入のずれを 自動的に補正。 □不具合修正 ●GPS制御 ・NMEA-0183モードで2019年ロールオーバーに未対応で、時刻を同期すると、 PCの日付に1999年が設定される。 ============================ 1.5gアップデータ: 2018/06/07 ============================ □機能追加・改善 ●オートガイダー制御 ・QHYCCD QHY5III-174M / QHY5III-178M / QHY5III-290M に対応。 ・オートガイドの安定を時間指定で待つ機能を追加。 「オートガイド設定」ダイアログに設定項目を追加。 - 「安定化最大待ち時間」: 「安定判定カウント数」以下でも最大時間待ち経過で撮影開始 □不具合修正 ●カメラ制御 ・AF 方式「クイックAF」を持たないキヤノンカメラでライブビュー画面の操作を 行うと、カメラ側で「エラー70」が発生することがある。 - カメラの設定が AF 方式「(顔)+追尾優先AF」の場合に限り、「ライブ1点」 に変更するようにした(従来は無条件で「クイックAF」に変更)。 ●導入補正 ・撮影中に星図をクリックすると、別の天体名が撮影履歴情報(ImageHistory.csv) に記録されて、導入補正ができない。 ============================ 1.5fアップデータ: 2018/02/19 ============================ □機能追加・改善 ●カメラ制御 ・キヤノン EOS 6D Mark II / EOS 9000D / EOS Kiss X9i / EOS Kiss X9 に 対応。 ・【N】ニコン D850 に対応。 ●オートガイダー制御 ・方向確認パルスでキャリブレーションを行ってオートガイドの安定性を向上。 「オートガイド設定」ダイアログに設定項目を追加。 - 「キャリブレーション時にパルス出力で方向を確認」:パルス発行のON/OFF - 「方向確認パルス」:パルスの発行時間(ミリ秒) - 「方向確認移動量」:方向を確認する移動量(秒角) ・キャリブレーションのログファイルを出力する機能を追加。 ・オートガイドの開始前にテレスコープイースト/ウエストを正確に判定。 ・カメラのシャッターを開く前にオートガイドの安定を待つ機能を追加。 「オートガイド設定」ダイアログに設定項目を追加。 - 「安定判定カウント」:「パルス発生しきい値」以下を待つ回数 □不具合修正 ●オートガイダー制御 ・「オートガイド設定」ダイアログの設定管理で、設定の呼び出しができない。 ============================ 1.5eアップデータ: 2017/12/21 ============================ □不具合修正 ●自動撮影 ・導入ジョブの実行前に「導入します」のメッセージが表示される。 ・彗星の導入ジョブで、導入が行われずに次のジョブが実行される、または彗星が 正しく導入されない。 ============================ 1.5dアップデータ: 2017/10/19 ============================ □機能追加・改善 ●全般 ・高解像度(高DPI)ディスプレイでのウィンドウ表示に対応。 ●カメラ制御 ・【N】ニコン D7500 / D5600 に対応。 ・撮影した画像のメモリカード保存に対応。 ●オートガイダー制御 ・ディザリング撮影に対応。 ●望遠鏡制御 ・セレストロン CGEM II / CGX / CGX-L に対応。 ・Sky-Watcher EQ6-R に対応。 ・タカハシ FG-Temma2Z に対応。 ・ビクセン STAR BOOK-TypeS に対応。 □不具合修正 ●望遠鏡制御 ・ビクセン STAR BOOK TENとケーブル未接続の状態で接続ボタンを押すと、 接続エラーのメッセージが表示されない。 ●導入補正 ・望遠鏡の再導入中にハングアップすることがある。 ============================ 1.5cアップデータ: 2017/03/07 ============================ □不具合修正 ●操作 ・再生画面で「SI」ボタンをクリックしても「ステライメージ8」が起動しない。 ============================ 1.5bアップデータ: 2016/11/18 ============================ □機能追加・改善 ●カメラ制御 ・キヤノン EOS-1D X Mark II / EOS 5D Mark IV / EOS 5Ds / EOS 5Ds R / EOS 80D / EOS Kiss X80 に対応。 ・【N】ニコン D5 / D500 に対応。 ●オートガイダー制御 ・QHYCCD QHY5-II に対応。 ●星図 ・2017年1月1日のうるう秒を追加。 □不具合修正 ●オートガイダー制御 ・オートガイド開始時にオートガイダーの回転角を検出できないと、以降のオート ガイドが正しく動作しない。 ●カメラ制御 ・キヤノン EOS Kiss シリーズの海外版機種を接続できない。 ・ニコン D810A など解像度の大きな機種で撮影した画像が再生画面に表示されない ことがある。 ============================ 1.5aアップデータ: 2016/08/25 ============================ □機能追加・改善 ●オートガイダー制御 ・ToupTek GCMOS01200KMA に対応。 □不具合修正 ●操作 ・撮影パネルの「保存設定」でファイル名のキーワードに露出時間を指定すると、 ファイル名の一部がフォルダ名と解釈される。 ・撮影パネルの「保存設定」でファイル名のキーワードに赤経・赤緯を指定すると、 ファイル名に付く赤経の値が正しくない。 ・「極軸パターン」ダイアログでビクセン ATLUX(初代)のパターンが実物と異なる。 ・Windows をシャットダウンせずに通算25日以上起動していると望遠鏡の現在位置が 星図画面や機器ステータス欄に表示されなくなる。 ●オートガイダー制御 ・オートガイダーを接続すると「カメラ」欄にオートガイダーの名前が表示される ことがある。 ・「オートガイド設定」ダイアログで1〜4の信号線番号を入れ替えても手動微動の 向きが入れ替わらない。 ・「オートガイド設定」ダイアログで「パルス発生しきい値」の計算結果が正しく ないことがある。 ●カメラ制御 ・【N】Microsoft Visual C++ 2013 ランタイムがインストールされていない環境で ニコン D5300, D5500 の接続ができない。 =========================== 1.5アップデータ: 2016/05/10 =========================== □機能追加・改善 ●操作 ・ライブビュー中に「導入」パネルの「同期」ボタンを操作できるようにした。 ●オートガイダー制御 ・オートガイダー制御機能を追加。 ・QHYCCD QHY5L-II-M / QHY5L-II-C に対応。 ・Starlight Xpress Lodestar X2 / Superstar / Ultrastar に対応。 ●カメラ制御 ・撮影画像の再生画面での使用メモリ量を削減。 ●望遠鏡制御 ・タカハシ Temma2Z に対応。(格納機能を除く) ・セレストロン NexStar コントローラで日時場所送信に対応。 □不具合修正 ●操作 ・場所ダイアログを開くと CPU 使用率やメモリの使用量が大きく増え、ダイア ログを閉じても元に戻らない。 ・Windows 10 でファイル読み込み/保存ダイアログ等の右クリックメニューが 正常に表示されなくなる。 ●カメラ制御 ・シャッター速度がバルブの状態でライブビューを行うと、バルブの秒数設定 欄が無効になっていて変更できない。 ・【N】ニコン D5300, D5500 でファームウェアバージョンが C:Ver.1.01 の 場合に接続できない。 ●望遠鏡制御 ・ASCOM で望遠鏡使用時に「おすすめ」ダイアログが常に「更新中」になる。 ============================ 1.2aアップデータ: 2016/01/18 ============================ □機能追加・改善 ●カメラ制御 ・【N】ニコン D4S に対応。 ●望遠鏡制御 ・望遠鏡機種の選択項目に、仮想望遠鏡「Telescope Emulator」を追加。 □不具合修正 ●操作 ・望遠鏡で天体 A を導入後に星図画面で別の天体 B をクリックして同期を 行い、この状態で撮影を行うと、撮影画像のファイル名に天体 B ではなく A の名称が付く。 ・複数枚の撮影で、撮影終了時刻の見積もりに現在撮影中の残り露出時間が 考慮されていない。 ・望遠鏡で天体を一度も導入しない状態で撮影を行うと撮影画像の保存に失敗 する。 ・画像の撮影情報をカメラに設定する機能で正しいシャッター速度が設定され ないことがある。 ●カメラ制御 ・【N】Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージがインストール されていない環境でニコンのカメラを接続できないことがある。 ・【N】ニコンのカメラで通常シャッター速度での撮影を中断すると、それ以降 シャッターが切れなくなる。 ・【N】ニコンの FX フォーマット機種に DX レンズを装着しても写野サイズが FX フォーマットのままになる。 ・【N】ニコンのカメラで ISO 感度に「ISO-LO」を選択した状態でライブビュー の明るさ変更ボタンを押すとアプリケーションがハングアップする。 ・【N】ニコン D800 / D800E / D810 / D810A / D750 で、シャッター速度を 「Bulb」にした状態でライブビューを使用すると、明るさ変更ボタンを 押しても明るさが変わらない。 =============== 1.2: 2015/12/23 =============== □機能追加・改善 ●カメラ制御 ・【N】ニコン D800 / D800E / D810 / D810A / D600 / D610 / D750 / D7100 / D7200 / D5200 / D5300 / D5500 に対応。 ●操作 ・「自動」パネルの「導入」「撮影」「モザイク」の各ジョブ追加グループを 「追加」グループに変更。 ============================ 1.0cアップデータ: 2015/11/11 ============================ □不具合修正 ●星図 ・表示オフの星雲・星団の名称や番号が表示されることがある。 ●望遠鏡制御 ・太陽系天体を導入目標に指定した後、時間が経っても目標位置の赤道座標が 変化しない。 ・導入時に鏡筒の東西反転動作で望遠鏡位置が目標から一時的に遠ざかる間、 「機器ステータス」のインジケーターが表示されない。 ============================ 1.0bアップデータ: 2015/07/22 ============================ □機能追加・改善 ●カメラ制御 ・キヤノン EOS 8000D / EOS Kiss X8i に対応。 ●望遠鏡制御 ・ミード LX200 に対応。 □不具合修正 ●操作 ・ステラショットのウィンドウを移動してからパネルを切り替えると「共通」 パネルが表示されないことがある。 ============================ 1.0aアップデータ: 2015/07/02 ============================ □機能追加・改善 ●星図 ・2015年7月1日のうるう秒に対応。 ・金星探査機あかつきの軌道データを更新。 □不具合修正 ●操作 ・「保存設定」ダイアログの「参照」ボタンをクリックすると保存先とは異な るフォルダが開くことがある。 ・「保存設定」ダイアログで保存先フォルダをリムーバブルディスク等に指定 し、そのドライブが存在しなくなると、撮影完了後にステラショットの動作 が停止する。 ・「保存設定」ダイアログの「基本名」に「日付 (YYYYMMDD)」を追加すると、 無関係なダイアログが表示される。 ・スケジュールの「読み込み」ダイアログでスケジュールファイルでない CSV ファイルを指定するとステラショットの動作が停止する。 ●カメラ制御 ・キヤノン EOS-1D X の接続ができない。 ●望遠鏡制御 ・「設定」パネルで ASCOM を選択して接続するとステラショットの動作が停止 する。 ■アンインストール ステラショットに組み込んだ1.5eアップデータを削除する場合は、ステラショット をアンインストールした後に、もう一度ステラショットをインストールしてください。 ■お問い合わせ先 お問い合わせは以下の方法で受け付けております。 ・お問い合わせ Web ページ https://www.astroarts.co.jp/official/enquire/input?category=support (返信を受け取るためのメールアドレスが必要です) ・郵便 〒151-0063 渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル1F 株式会社アストロアーツ ユーザーサポート係 宛 ・FAX 03-5790-0877 ※ 電話でのお問い合わせは受け付けておりません。何卒ご了承ください。 以上